■急成長を見せた山下智久
続いて、山下智久。連続ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)は、気象災害によって脅かされる人命を守るべく、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。山下は、SDM気象班チーフを兼任する気象研究官・晴原柑九朗(はるはら・かんくろう)を演じた。
民放は久しぶりだが、山下は2022年、24年に放送された、NHKの連続ドラマ『正直不動産』シリーズの主人公・永瀬財地役が好評で、以前より演技に幅が出てきた。以前はボソボソしゃべりの寡黙なイケメン役ばかりだったが、柔らかさ、ユーモアも感じられるように。海外での活動も含め、経験を積んだことで役者として急成長しているようだ。
また、6月15日放送の冠番組『山下智久の超人限界』(TBS系)では、小手伸也(50)とともにバラエティの初MCを担当するなど、役者以外の仕事もこなしてみせた。さらなる成長が見込める山下には、今後も期待できそうだ。
最後は、赤楚衛二(30)主演の『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系)に、メインで出演した錦戸亮。本作は日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」を舞台に、“野心”と“復讐心”が入り乱れるリベンジサスペンス。錦戸は、高度なオペスキルを買われて赴任し、主人公・天堂海斗(赤楚)の悪事を暴こうとする、心臓血管外科医・大友郁弥を演じた。