■日テレからTBSへ“禁断移籍”『それって実際どうなの会』特番が好評

 6月3日の『どうなの会』では、MCの生瀬がオープニングトークで「(何もかも見覚えがありすぎて)ここまでご覧になって、ザワついていると思います」と話していたほか、企画中に出てきたカレーが豪華なことを「新番組なので“いつもの”カレーとは……(いつもが)いつのことだかわからないが」とナレーションが入ったりと、事実上の同一番組であることを示唆していた。

 X(旧ツイッター)には、

《それって実際どうなの課?って日テレ系じゃなかったっけ??? と思ったら、違う番組なのか…似すぎじゃね????》
《自分が好きだったそれって実際どうなの課がそれって実際どうなの会に生まれ変わってるだと…》

 といったコメントが寄せられていた。

「番組が、内容もタイトルもほぼそっくりそのまま、系列ではない他局に移籍するなんて通常は絶対にありえない話。こうなった経緯としては、中京テレビの局員で『実際どうなの課』を立ち上げた企画兼プロデューサーのA氏に、番組が終わることを知ったTBSから“終わるならウチでやりませんか?”と打診があったということだといいます。

 番組を大切に思っていたA氏は中京テレビを辞めて、あらためてTBSで『実際どうなの会』を制作することになったようです」(前出の制作会社関係者)

※画像は『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』の公式X『@dounanokai』より

 だが、業界内でも考えられない“禁断の移籍”で、

「制作は中京テレビですが、放送していた日テレサイドが激怒し、日テレ編成がTBS編成にクレームを入れたという話も報じられていましたね。

 そして、6月3日にTBSで放送された『実際どうなの会』の2時間SPは、今、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率が3.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同時間帯にはフジテレビの月9ドラマ、日テレでは特番『一攫千金!宝の山』、テレビ朝日では『報道ステーション』と強力な番組が並びましたが、その中でコア3%というのはしっかり結果を残したということ。SNSでの評判も上々でした」(前同)