■第2位はどこにも行けない!?「海外・国内旅行の値上げ」

 第2位は、「海外・国内旅行の値上げ」。

 今海外に行くと、ハンバーガーショップのセットが2000~3000円したり、普通のレストランのディナーが2人で3万円するなど、円安ぶりを痛感させられる状況を伝えるニュースも多い。また海外の人から見れば円安の今、日本は旅行先として魅力的なため、観光客が増えて、オーバーツーリズムが問題になっている。宿泊施設は宿泊費を多少上げても訪日客でいっぱい。一方で、日本人は宿泊費が高くなっているため、国内旅行も躊躇するような状況になっている。

「海外旅行に行く際の両替で恐ろしいほどに円安を実感しますね。ピーク時の半分くらいにしかならない。海外旅行での両替は少しでも円安を回避できるときにと考えている」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「子どもの海外演奏旅行の金額がすごかった。コロナ前に行ったときの二倍近い金額だと聞いた。普段はセールや特売になっているものを購入するようにしている」(52歳/女性/主婦)

「宿泊料金の値上げ。急な旅行を計画してもホテル代が高すぎて泊まれない。最近は外国のものは買わず国産のものを消費するようにしている」(40歳/男性/専門職)

「12年ぐらい前、長男がグアムに行くのにドルに換金したときは1ドル80円くらいだったなと思った。最近は輸入のお肉が安くなくなったので、国産肉が安くなったときに国産肉を買う」(59歳/女性/主婦)

「宿泊施設の値上げ。スーパーは数店舗買い回りするようになった」(44歳/女性/総務・人事・事務)

「海外旅行に行けなくなった。今夏は電気代が高くならないよう節電している」(50歳/女性)

「娘の高校の修学旅行が円安で料金が高くなるので、ハワイから沖縄に変更になった。円安と関わりがあるのかは分かりませんが、スーパーで売っているインスタントラーメンやカップ麺、お菓子や冷凍食品も値上がりしているので、お弁当用の冷食以外は購入しないことにした」(51歳/女性/主婦)

「旅行で円を外貨に両替したとき。節約は冷房の仕様を最小限に。食品は値下げ品を購入している」(49歳/男性)

「ニュース番組で、海外旅行者の渡航先での自炊を見て驚いた。輸入食品の生鮮果実などは手を出さなくなりました」(53歳/女性)