あらためて、トップ中のトップアイドルの魅力を見せつけてくれた。

 2月20日、元V6三宅健(43)が、5月2日をもって所属するジャニーズ事務所を退所することを発表。あらためて、三宅に対する称賛の声が上がっているという。

「三宅さんは、1993年にジャニーズ事務所に入所。今年は記念すべき30周年という節目でした。そんな三宅さんは、発表された公式コメントで、

《ジャニーズであること、アイドルであることをずっと誇りに思ってやってきました。

 年齢を重ねこれまでの経験を胸に、新しい自分と出会いたいと思うようになり、一から様々なことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました。

 ジャニーズ事務所に入所してから30年間、右も左もわからないような10代の頃から四半世紀以上、長きにわたり大変お世話になりました。ジャニーズとして、ジャニーズファミリーの一員として活動してきたこの30年間は、私にとってかけがえのない宝物です。

 今の自分があるのは、子供の頃から育てていただいたジャニーズ事務所と、ずっと支えてくださったファンの皆様のおかげです》

 と、ジャニーズのアイドルとして誇りを持って活動をしていたことや、ファンや事務所への感謝を語っていました。この様子から見ると、円満退所のようですね」(芸能誌記者)

 そんな三宅が、誰よりもジャニーズを愛していたことは、ファンの間では有名な話。

「三宅さんはV6結成時にも、直接ジャニー喜多川氏(享年87歳)から“V6やらない?”と加入を相談された際に、当時デビューメンバーに森田剛さん(44)が入っていなかったことから“(森田が加入しなければ)じゃあやりたくない”とデビューを拒否。V6への参加を、森田さんの加入を条件にしたのは有名な話。

 さらに、V6が2021年に解散を発表した時も、ジャニーズを辞めて役者の道に進みたかった森田さんの気持ちを尊重し“剛がもうV6をやらないのなら、俺もやらない。解散するべきだ”と、1人でもメンバーが欠けたらグループは続けない、という意見を通したそうです」(前同)

 そんな三宅だが、解散発表後の新幹線でひっそりと号泣していた。

「2021年3月12日のV6解散発表後、初めて放送された三宅さんがパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm・2021年3月15日放送回)で、解散発表後に出演舞台の石川公演に向かう新幹線の中で、ファンからの寄せられたメッセージを見たといい、

 “みんなの気持ちを読んでいたら、涙が止まらなくて。新幹線で1人号泣している自分がいました”

 と告白。誰よりもV6の解散を悲しんでいたそうです」(前同)