■『ジャニーズ愛』を発信し続けた三宅健

 三宅については、V6だけでなく、全ジャニーズメンバーたちへの愛情溢れる言動がたびたび話題になっていた。

「三宅さんは2022年2月13日に放送された情報番組『シューイチ』(日テレ系)に出演した際にも、先輩ジャニーズであるSMAPについて、

“大先輩。自分の青春時代そのものというか…ジャニーズJr.でバックダンサーを務めさせていただいてたので。僕は中居君(中居正広さん・50)を『尊敬する先輩』としてアイドル誌でずっと名前を挙げさせて頂いてたんです。

 (SMAPについて)やっぱりジャニーズの中でバラエティを1番最初にやって、新しい道を作ってくれたのがSMAPだと思う”

 と、まったく忖度なく先輩SMAPに対する感謝を伝える場面もありました」(前同)

 さらに、三宅は後輩にも優しい。自身のラジオ番組『三宅健のラヂオ』の2018年7月30日の放送回では、当時デビューしたばかりのKing&Princeについても言及していた。

「三宅さんは2018年7月7日に放送された音楽特番『THE MUSIC DAY 2018 ~伝えたい歌~』(日テレ系)の中で放送された『ジャニーズ平成30年間メドレー』について話し始めると、

 “King & Princeの『シンデレラガール』。これに尽きますね。やっぱりあのメドレー全部の中であの曲が一番良かった”

 と絶賛。さらに舞台袖にスタンバイしているキンプリを見に、わざわざ会いに行ったそうで、リーダーの岸優太さん(27)について、

“岸がやっぱり緊張しているから、顔が固くて。すごい素敵な曲なのに顔がカチコチだから…みんな緊張感がスタンバイしてる時に漂ってて、(心配だったから)岸のところにみんなかき分けて(行き)『ちゃんと笑えよ!笑って歌うんだぞ!』って言ったら(岸さんが)『はい!笑います、笑います』って言って。

 それでも(本番中)顔が固かったんだけど、最後の最後で笑ったから、あれは良かったな〜見てて”

 と、先輩らしく緊張を解きほぐしたそうです」(前同)

 さらに同じくキンプリメンバーの平野紫耀(26)を並々ならぬ思いで応援していたという。

「続けて三宅さんは、

“やっぱりドラマ(平野さん主演ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系・2018年))を見てたのもあったので、平野君に関してはなんか他人事じゃないって気がして。これからデビューの幕開けを見るみたいなね、変な親心みたいなやつが出てきちゃって、頑張れ!頑張れ!行け!頑張るんだ!と思って応援してたんですよ。

 いや〜良かったな〜。行け!羽ばたけキンプリ!みたいな感じで見てましたよ。感動しちゃったもん。またこれで一つ新しい時代が始まるんだと思ったもん”

 と、平野さんへの親心を感じながら、ジャニーズの新星の誕生を喜んでいました。

 こんなに見守ってくれる先輩がいて、ファンにとっても本人たちにとっても心強かったんじゃないですかね」(前同)