7月20~21日に放送されるフジテレビの夏の祭典『FNS27時間テレビ』。今年のテーマは『日本一たのしい学園祭!』で、同局の人気バラエティ番組『新しいカギ』が中心となる内容。同番組のレギュラーメンバーである霜降り明星チョコレートプラネットハナコが総合司会を務める。

 タイムテーブルも発表済みだが、そこには『27時間テレビ』の名物企画がなかった。

明石家さんまさん(68)の企画『さんまのラブメイト10』が、今年は放送されないことが決定しているといいます。昔の『27時間テレビ』では人気のコーナーで、昨年は放送されたんですが……」(お笑いプロ関係者)

『ラブメイト10』は、さんまが1年の間で気になったという女性(一般人含む)を、カウントダウン形式で紹介する企画。元はラジオ番組『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)内で放送していたコーナーだったが、『27時間テレビ』で2002年からスタート。2016年に終了したが、2019年に1度復活し、23年に順位制を廃止したうえで再度復活していた。

※画像は『27時間テレビ』の公式Xより

「“おじさんが若い女性を値踏みする”と捉えられかねない内容のため、現代の視聴者には受け入れられず、昨年放送した結果、SNSで批判が殺到したんですよね。すでに昨年の時点でさんまさん自身は企画に消極的だったと言われているだけに、批判を受けたのは気の毒ではありますが……」(前同)

 23年10月放送の『ヤングタウン土曜日』(MBS)でさんまは、『ラブメイト10』の復活を希望したのは総合司会の千鳥かまいたちダイアンの3組だったこと、さんま自身は「(もういい歳だし)若い子であの子好きやねんって言うてる場合ちゃうやろ」と消極的だったことを明かしていた。

「昨年批判が起きたこと、そして何よりもさんまさんの意向もあって、今年の『ラブメイト』の放送はなくなったといいますね。

 とはいえ、さんまさんは『ホンマでっか!?TV』や『さんまのお笑い向上委員会』などフジテレビの人気冠番組を持つ超大物ですし、『27時間テレビ』も第1回(1987年)から皆勤賞。フジテレビとしても、さんまさんがいないことには『27時間テレビ』は成立しない、というところではないでしょうか。

 そのため、すでに発表されているように、今回は『お笑い向上委員会』が『27時間テレビ』内で放送されるということでしょう。ただ、そうなると気になってくるのが、さんまさんと霜降り明星の粗品さん(31)との共演ですよね……」(同)