東アジアでも屈指の繁華街である東京・新宿歌舞伎町。そんな街の外れにある新宿区立大久保公園は現在、大きな注目を浴びている。
「20歳前後の女の子を中心に街娼行為、いわゆる立ちんぼをする若者が絶えず問題になっています。新宿警察署や新宿区役所が“売春行為をしないように”と拡声器を使って公園近くで呼びかけ、パトロールをしていますが、とても効果を発揮しているとは言えない状況です」(夕刊紙記者)
実際に弊サイト記者も大久保公園周辺を歩いてみると、付近に出店する飲食店の中には出入り口に《お店の前でのご歓談は、近所迷惑になりますので、ご遠慮ください。》と書かれた張り紙が。
この店の女性店主に記者が張り紙を貼った理由を尋ねると、
「少し前に店の前でずっーと立っている女の子がいたの。友だちと待ち合わせかな? と思ったけど何時間も立っている。そしたら男の人が声をかけて2人でどっかに行っちゃったね。
そんな子が1日に何人もいるとお客さんも店に入りにくいでしょう。お客さんからしたら気分が良いものじゃない。売春する女の子に商売の邪魔はして欲しくないと思って張り紙をしました」(女性店主)
近所で長年青果店を営むという女性も、店の近隣で若い女性が客引きをする様を横目に嘆く。
「すごく嫌だ。ここ2〜3年、年々立ちんぼをする子が増えている印象です。立ちんぼの子がいるからと売り上げに影響は出ないけど、風紀は乱れますよね。つい最近もウチの旦那が車で帰ろうとしたら、“公園近くにいた男の人にいちゃもんをつけられた”ってボヤいていましたよ」(青果店で働く女性)
そんな大久保公園周辺では現在、大きな変化が起きているという。
「国際化です。公園と歌舞伎町を結ぶ路上は今や外国人の街娼だらけ。日本人の立ちんぼは、スマホを見つめて男性から声をかけられるのを待っているだけですが、外国人の立ちんぼはとにかく積極的。自分たちから街中を歩く男性に“Hey”と声かけをしています」(前出の夕刊紙記者)