■飯島直子&坂口憲二の「10年ぶり再会」も話題に

 坂口は、2000年放送の『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)でブレイク。以降は『プライド』や『医龍-Team Medical Dragon-』(ともにフジテレビ系)などの話題作に出演するなど第一線で活躍していた。

 ところが、2018年3月に厚生労働省指定の特定疾患「特発性大腿骨頭壊死症」を発症し、仕事を続けることが困難であることから無期限で芸能活動を休止することを発表。『続・最後から二番目の恋』は坂口が活動休止前に出演した最後の作品でもある。

 そんな坂口は、2023年3月にサントリー生ビールの新CMに出演したほか、同年4月クールの『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)に俳優として9年ぶりに出演。同9月には俳優活動のための新事務所も設立している。さらに山崎賢人(29)主演の映画『キングダム』の第5弾に出演するとも一部で報じられている。

※画像は『風間公親-教場0-』の公式X『@kazamakyojo』より

「『最後から二番目の恋』では、中井さんが長男の和平を、飯島さんが長女の典子を、内田さんが次女の万里子を、坂口さんが次男の心平を演じました。しかも内田さんと坂口さんは双子のきょうだいという設定でしたからね。

 長倉家のきょうだいの関係性もドラマの見どころの1つでしたから、もし続編をやるのであれば、視聴者もオリジナルのキャストでドラマを見たいと願うはずです。やはり、坂口さんなしでは続編制作は不可能だったでしょうね」(前同)

 飯島の冠番組『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ)の5月9日放送回には坂口がゲスト出演。10年ぶりの再会を喜び、『最後から二番目の恋』共演時のエピソードも飛び出した。

「ドラマの役の年齢設定とキャスト陣の実年齢がほぼ同じというところも視聴者を引きつけたポイントの1つだったのではないでしょうか。ドラマではありつつも、視聴者は小泉さんや中井さんたちの“リアル”を垣間見ているような感覚で楽しむことができたでしょうからね」(同)