多くの職場には、幅広い年齢層の人が働いている。年齢が違えば、育ってきた時代も違うため、ジェネレーションギャップが生まれるのも仕方がない。最近は会社を辞めるために“退職代行”を使う人が増えているというニュースがあったが、昭和世代からは「理解できない」など驚きの声も上がっている。一方、若い世代からは休日出勤、残業は当たり前、職場の飲み会は全員参加という上の世代の常識は「あり得ない」と感じる人もいる。そこで今回は30~50代の男女100人に「職場で感じたジェネレーションギャップ」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位は、「SNSの使い方」。

 職場でも、社内連絡ツールとしてSNSを利用する機会は増えている。情報の共有や、時間を選ばず迅速に連絡ができるなど、メリットもある一方、電話連絡が当たり前だった世代には抵抗を感じるシーンも多いようだ。

「なんでもLINEで連絡したがる。いいけどなんだかなあという感じ」(55歳/男性)

「休むことをLINEで入れてきて、それを上司に伝えてくれと連絡が入る。あり得ないなと思う」(42歳/女性/営業・販売)

「誰とでもLINEのグループを作りたがる。軽いノリでいいなとも思う」(58歳/女性/総務・人事・事務)

「目の前にいるのにメッセージで送ってくる。ひと言言ってくれたら分かるのに」(49歳/男性/会社経営・役員)

「ちょっと親しくなるとすぐLINEを聞いてくる。個人的な連絡を取る予定もないので教えたくなかった」(53歳/女性/金融関係)

「LINEで休む連絡。今時だと思った」(35歳/女性/主婦)

「LINEで業務報告。LINEが基本になっている」(33歳/女性/総務・人事・事務)

「LINEで仕事を休む連絡。かつては電話で連絡するのが当たり前だったから、不思議でした」(46歳/女性/営業・販売)