“早朝からのバラエティ番組”がさらに勢いづいているようだ。

 7月16日、お笑いコンビ・麒麟川島明(45)がX(旧ツイッター)を更新。歌手の中森明菜(59)が、川島がMCを務める朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系、朝8時~)の大ファンだという報道を引用し、喜びのコメントを投稿した。

 川島が引用したのは、同日にWEBニュースサイトが報じた、中森が6年半ぶりに公の場に姿を見せたファンクラブ限定イベント(12~14日開催)の13日昼公演のレポート記事。イベントで中森は近況の話題の際に、こう答えたという。

《朝は『ラヴィット!』が大好きです。歳を取ると、本当に早起きになるのでしょ。9時前には寝て、朝も5時半くらいに起きるんです》

 この報道に川島は感激し、

《な、中森明菜さんが「#ラヴィット!」を、、!?驚きすぎて記事を読むスピードがスローモーションになりました。いつの日かスタジオにお越しくださることをDESIREします!》

 と、中森の代表曲『スローモーション』と『DESIRE』を絡めたコメントをXに投稿したのである。

※画像は『ラヴィット!』の公式X『@tbs_loveit』より

「『ラヴィット!』はたしかに認知度と人気のある番組ですが、長い休養から2022年に復活した中森さんも『ラヴィット!』の大ファンだったとは意外ですよね。『ラヴィット!』は他の朝番組とはまったく異質なので、そこがハマる人にはどハマりするということでしょうね」(制作会社関係者)

 21年3月に始まった『ラヴィット!』は《日本でいちばん明るい朝番組》をコンセプトにしている通り、平日朝の8時~9時55分に生放送されている朝の帯番組では異例の、バラエティに全振りした番組となっている。

「『ラヴィット!』は、朝番組でありながら報道、情報担当班ではなく、バラエティ番組『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』のプロデューサーや総合演出家が立ち上げに携わって生まれた、バラエティ班が作る番組。スポーツなど明るい話題も含めて、まったく時事ネタは扱いませんからね。また、初期の『ラヴィット!』と言えば、ランキング企画がおなじみでしたが、それも『ジョブチューン』の影響。

 バラエティに徹していることに加えて、コンプライアンスが厳しいこのご時世に、出演者タレントが本気で痛がるビリビリ椅子をしたり、相席スタートの山添寛さん(39)がアイスの商品名を回答する場面で“うっかり”一文字違いの大人向けサイトの名前を書いてしまったりと、とにかくフリーダム。そうした少々行きすぎではと思える内容を、“天才MC”とも称される川島さんが完璧に仕切る。こうしたことの積み重ねによって、現在は視聴率も“好調”だといいますね」(前同)