7月21日、二宮和也(41)主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系/毎週よる9時)の第3話が放送される。14日の第2話の平均世帯視聴率が11.9%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、初回から0.1ポイントの微増。ほとんどのドラマが数字を落とす第2話でも健闘しており、今後に期待できそうだ。
同ドラマは、小説家・海堂尊氏の「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社)が原作のメディカルエンターテインメント。 2018年に同枠で放送された人気ドラマ『ブラックペアン』の第2弾で、おなじみの共演陣が再登場するところが、視聴者の支持拡大のポイントになりそうだ。
第2話は、世界的天才外科医・天城雪彦(二宮)は、東城大学医学部付属病院の病院長・佐伯清剛(内野聖陽/55)に、計画中の新病院のトップに推挙される。カンファレンスで天城は、自分は世界でただ一人、冠動脈バイパス術の進化形、ダイレクトアナストモーシスを扱える技術を持ち、それを公開手術で披露すると豪語する。
そんな中、心臓血管外科医・世良雅志(竹内涼真/31)が担当している患者で、洋菓子店を営む繁野(誠直也/76)が、資金が足らずスナイプ手術を受けられずにいた。これに天城が、孫の結衣(堀越麗禾/12)に手術を受けるための賭けを持ちかける。それは、祖父が独自開発したアップルパイを結衣自身が3日間でマスターするというもの……という展開。
X(旧ツイッター)上では、思わせぶりなラストシーンについて《最後の天城先生、1995年〜2005年の医療事故の資料を持ち出していた。もしかして、東城大の医師だった渡海先生の亡き父、渡海一郎のことを探ってる?》という声があがるなど、前シリーズの主人公・渡海征司郎と天城に関して、早くも考察が盛り上がっている。しかし、この視聴率を下げないしぶとさの理由は、考察などとは別のところにあるようだーー。