■第5位「自分に非があるようなことを言われた」「理不尽な言葉」、第7位は「プライベートに干渉してくる」

 第7位(4.0%)は、「プライベートに干渉してくる」。

 プライベートについての会話は、ある程度話せる関係になれば、上司や先輩と信頼関係を築くうえで有効かもしれない。しかし、仕事とプライベートは別のものなので、あまり踏み込まれると不快と感じる人は多い。特に恋愛、結婚などは非常にデリケートな問題なので、注意が必要だ。

「家庭的なのに彼氏がいないのはどうして、と言われた。家庭的なのと彼氏がいないのは全く関係ないと思ったが、我慢して笑ってやり過ごした」(34歳/女性)

「まだ結婚しないの? と聞かれる。余計なお世話だと思った」(34歳/女性/営業・販売)

「昔、彼氏の有無を聞かれ、笑ってごまかした」(42歳/女性/主婦)

 第5位(6.0%)、「自分に非があるようなことを言われた」「理不尽な言葉」。

 仕事には個人個人の責任感、チームワークが大切。なにか失敗があったとき、一方的に部下に非があるとして自己を正当化する先輩や上司がいれば、皆モヤモヤするだろう。ミスを自分のせいにされたときのために、同僚たちとの連携を強固にしたり、会議を録音、業務のやり取りは全てメールで行うなど、記録を残すようにしたり、あまりにもひどいときは会社に訴えることも考えよう。

「上司が“そうだぞ君、何やってたんだ?”と、突然裏切って客側に加担した。保身に走ったなと感じたので、すぐに“いや、これはチームでの判断であり、そちらも合意されたはずですが?”と言い返した」(47歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「仕事がこれ以上増えるとパンクするという状況を伝えたら、そんなこと言うやつには仕事は任せられないと言われた。心が折れたので退職の意向を伝えた」(39歳/男性)

「適当にやられたら迷惑と言われたが、真面目に働いているので無視した」(34歳/女性/主婦)

「自由にしていいと言われたが、あれこれ指示してくる。適当にうなずいて無視した」(44歳/男性)

 一方、先輩や上司がそのときそとのきで言うことが変わる、道理が通らない理不尽な言葉に振り回される、など場面に遭遇したという人もいた。これを我慢していてもストレスが溜まるだけ。正面から受け止めるのではなく、その都度言葉の意図を質問、確認したり、周囲の人にもやりとりを聞いてもらうなどすると、トラブルの回避になりそうだ。

「忘れてたと言われ、呆れた感じでそうですかと苦笑いした」(37歳/女性/営業・販売)

「名前を間違われたので聞き返した」(34歳/女性/会社経営・役員)

「陰口ばかり言っている先輩に“社会人として”みたいな説教をされたとき。自分のことは何も分かっていないんだなと思った」(46歳/女性/営業・販売)

「昔、申し訳なさそうに退職届を出したときに、上司が“誰かがいなくなって回らなくなる会社はダメな会社”と得意げに言っていたが、誰かが辞めるたびに無理をして回していたのは私ですよと思った。じゃあ、大丈夫ですねと言って辞めたが、多少は困っていてほしいなというのが本音」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)