■体調不良の女子アナ続出で進む「働き方改革」
前出の制作会社関係者が続ける。
「昨年の『お台場冒険王』でのダンスパフォーマンスは女子アナが中心でしたが、今年の和太鼓パフォーマンスは男女半々といった割合。女子アナ中心のダンスは見た目も華やかでしたが、“今年も女子アナだけを酷使するのか”という声も出たのかもですね。
女子アナの体調不良が続出したこともあり、今まで以上に働き方改革が局員の中でも声高に言われるようになったといいます。働き方改革を進めることは世の流れでもあり、会社側も要望を聞き入れる必要があった。それが垣間見えたのが、今年の『お台場冒険王』の和太鼓パフォーマンスと井上アナと小室アナの7月22日の番組を欠席だったのではないでしょうか」
『めざましテレビ』を巡ってはMCの三宅アナが9月27日の放送をもって卒業することも発表された。秋からは後任として伊藤利尋アナ(51)が加わり、井上アナ、生田竜聖アナ(36)とともにMCを務めることになる。
「『めざましテレビ』は民放の朝の情報番組で最も視聴率がいいですし、フジを代表するとともに同局をけん引する番組です。ただ、課題もある。それが若返りと働き方を含めた健全化です。そのため、この秋で三宅アナが卒業することになったのではないでしょうか。
三宅アナは2022年に定年を迎えましたが、『エグゼクティブアナウンサー(役員待遇)』という肩書で『めざましテレビ』に残ってもらったんです。同期で同じ肩書の軽部真一アナ(61)だけ秋以降も番組に残るのは、エンタメ担当で半分タレント化しているからかもしれませんね。そして三宅アナの卒業を機に『めざましテレビ』は大改革されることになると言われています。
健全な職場を目指すため――という理由もあり井上アナの『めざましテレビ』卒業も既定路線だとされていますからね。約6年にわたって昼夜逆転生活をしているわけですから、心身ともに相当しんどいはずです」(前同)