■「とても乾杯できる状況じゃない」粗品、打ち上げ不参加でYouTube撮影

 粗品は『27時間テレビ』放送翌日の7月22日、YouTubeチャンネル『粗品のロケ』に「27時間テレビの粗品にダメ出ししまくった」と題した動画をアップ。

『27時間テレビ』の打ち上げに参加することなく、7月21日午後10時40分頃には同動画撮影を始めたと明かし、「個人的にちょっと思うところがあって(打ち上げには)行ってないです」「とても乾杯できる状況じゃない」とコメント。

 また、「現場のスタッフさんが気ぃ遣ってて」「俺がホンマに難しいタレントになってしまっているだけ」とも漏らしていた。

「動画はYouTubeのスタッフが『27時間テレビ』の粗品さんにダメ出しするという内容でしたが、さんまさんとの絡みについて聞かれると、言いよどんで、サウナで話そうか、と苦笑いする場面もありました。

 ですがそもそも、『27時間テレビ』という超大型番組の打ち上げに総合司会が参加しないなんてあり得ない。長時間の番組ですから、打ち上げもダラダラしたものではなく乾杯程度だったはず。打ち上げは演者やスタッフに感謝し、お互いをねぎらう場。それすら行かないというのは非常識で、それを承知で粗品さんは行かなかったと。

 それは、粗品さんにも、番組内で何か激怒するようなことがあったということでしょう。『27時間テレビ』終了直後に撮られた動画はトラブルがあったことが明確にうかがえるもので、そして、『27時間テレビ』本番を思い返すと、粗品さんの顔が引きつるような瞬間が何度かありましたよね……」(前出のお笑いプロ関係者)

※画像は『新しいカギ』の公式X『@atarashiikagi』より

 大成功に終わったとも思える『27時間テレビ』だが、裏側ではさまざまなことがあったようだ。

「長田さんをはじめ、演者とスタッフも“芸人・粗品”をリスペクトしているのは間違いないでしょう。ただ同時に、少なくともスタッフサイドからは、面倒くさい、一緒にやっていくのはしんどいという声も漏れ伝わってきてもいる。

 番組制作関係者の不満は溜まっていっていますし、『27時間テレビ』の成功を受けて、粗品さんの要求がさらに助長する可能性もあるし、『27時間テレビ』の一部に不満を抱えている様子の粗品さんが暴発的に“辞める”と言い出す懸念もあるでしょう。6月いっぱいで突如終了した『霜降りバラエティX』(テレビ朝日系)終了の裏にも、粗品さんの意向が絡んでいたともっぱらですからね。

『27時間テレビ』は大成功で、『新しいカギ』の本編もコア視聴率は高く好調ですが、その未来は決して安泰ではない、と言われているのはそうした理由ですね」(前同)

 不調だったフジテレビを明るい光で照らし、多くのティーンの心をつかんでいる『新しいカギ』。今後も、楽しい放送が長く続いてほしいと願う人は多いだろうが、その未来は果たして――。