女優の橋本環奈(25)が主演を務めるNHK連続テレビ小説おむすび』の放送開始日が9月30日になることが、7月24日に正式発表された。 

『おむすび』は平成に元号が変わった最初の日に福岡県で生まれた農家の娘・米田結(橋本)が主人公。平成時代、“ギャル文化”と出会った主人公が、やがて栄養士となる姿を描く物語である。

 制作会社関係者は話す。

「オーディションではなく、NHK側から橋本さんにオファーして実現した朝ドラです。橋本さんは好感度抜群、演技力も確かで、すでに主演作も多数。NHKとしても大きな期待を寄せているはずですが、橋本さんが超人気で多忙を極めるあまり、朝ドラの現場は困ったことになっていたといいます。クランクインは3月23日でしたが、橋本さんは4月から5月末まで、撮影になかなか参加できませんでしたからね」

 橋本は主演舞台『千と千尋の神隠し Spirited Away』のロンドン公演のため、4月から5月末までイギリスにいた。『おむすび』の撮影現場は主演の橋本が不在で現場が落ち着かず、先に橋本が出演しないシーンを撮っていてもスケジュールが日に日に厳しくなっていった、と『女性セブン』(小学館、6月6日発売号)で報じられていた。

 なお、本人はX(旧ツイッター)で4月18日(日本時間)に到着報告を、6月23日には『おむすび』の撮影に参加していることを明かしている。

《ロンドンから帰ってきて朝ドラの撮影に励んでおりまするっ時差ボケ治るの結構かかりました。笑

 思い出とか話したい事とか沢山あるんだよなぁ〜(略)みんなまだまだ公演あるので日本から応援》

※画像は橋本環奈の公式X『@H_KANNA_0203』より

『千と千尋』のロンドン公演は橋本、上白石萌音(26)、川栄李奈(29)、福地桃子(26)、当初はアンダースタディ(※緊急時の補欠要員)として起用されていた森莉那(27)による計5キャスト制で行なわれている。公演は現地時間8月24日まで続くが、橋本の出番は5月29日で終了している。