■雑なCGにツッコミが殺到

『南くんが恋人!?』は主演が飯沼愛(20)、お相手役がFANTASTICS八木勇征(27)のひと夏の甘くほろ苦くて、ちょっと懐かしいホーム・ラブコメディ。

 原案である内田春菊氏のコミック『南くんの恋人』(青林堂)は1990年の石田ひかり(52)版に始まりこれまで4度実写化されており、今回で5作目。従来は“南くんの恋人が15センチになってしまう”という設定だったが、今回は“恋人の南くんが15センチになってしまう”と、立場が逆転している。

「高校生による、ひと夏のラブコメ。王道の若者向けドラマであると同時に、過去作のファンも狙える作品ですが、第1話(7月16日)のコア視聴率が1.4%と初回から大きくつまずいている状態です。

 本作は“15センチの南くん”を描くにあたりCGや合成を多用していますが、最近の視聴者は、映画や海外作品での超ハイクオリティなCGに慣れてしまっている。そのため本作のCGが雑に見えてしまうという声が目立ちます」(前出の制作会社関係者)

※画像は『南くんが恋人!?』の公式X『@minamikun_ex』より 

 第1話で南くんが猫に乗って移動する場面などに、ネットではツッコミが殺到。

《「CGが雑だな」と思ってたら、もう既に話題になってた まるでウルトラQの時代みたいだ…って、分かる人いる?》
《令和になってこれだけ技術が進歩しててもやっぱり小さくなった時のThe CG感や別撮り感って全然変わらないんだねもう少し画面がナチュラルに見えるかと思ってた》
《あれだな、これは映画とか予算たっぷりしっかりある高度なCGに慣れ過ぎたこちら側の問題なんだろうな、うん》

 といった厳しい声が多く寄せられている。雑さから“逆に面白い”と少しずつ話題にはなっているが……。