松本若菜(40)主演の火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/毎週よる10時)が好調だ。数字を落としがちな第3話で、個人視聴率は前回と同じ3.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)をキープ。配信サービス・TVerでも、お気に入り登録数を87.8万(7月30日18時現在)と伸ばし続けている。
同ドラマは、『ホタルノヒカリ』などで知られる、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社)が原作のハートフルコメディ。徹底して家事をしない38歳の独身女性・西園寺一妃(松本)が、年下のワケありシングルファザー・楠見俊直(SixTONES・松村北斗/29)と娘・ルカ(倉田瑛茉/4)と“偽家族”として暮らす物語だ。
過酷すぎるストーリーが話題になっている、月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)で主演するSnow Man・目黒蓮(27)と、愛する女性が病死していて幼い子がいるという設定が松村と共通しているが、中身は大きく違っている。それが、本作の支持の拡大につながっているようだがーー。
7月23日放送の第3話は、西園寺さんは楠見に気をつかわない関係になるため、ルカと3人で“偽家族”として暮らすことを提案。まずは試してみて、検証することに。そんな中、人気料理系YouTuber・カズト横井(津田健次郎/53)がコラボの企画で西園寺さんが勤めるアプリ制作会社「レスQ」を訪れ、横井と西園寺さんが元同僚だったことが明らかになる。
一方、楠見のもとへ、亡き妻・瑠衣(松井愛莉/27)の母・波多野里美(奥貫薫/53)から一周忌の連絡が来る。楠見はルカを連れて波多野家を訪れたが、喪服を忘れてしまい、西園寺さんが届けに行く。そこで、楠見と里美の間に深い溝があると知った西園寺さんは、2人の関係を修復しようと、里美を自宅に招待するが……という展開。
視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《こういうドラマが観たかったんだよ…!の大正解回だった。悪人がいなくて、手を差し伸べてくれるお節介さんがいて、すれ違っても対話ができて、必ず分かり合えるなんて現実では難しいからさ、ドラマくらいはそういう温かい世界を見せて欲しいんだよな》など、多くの称賛の声が。