お盆休みには、ふるさとに帰省する人も多いだろう。結婚すると自分の実家だけでなく、妻や夫の実家に帰省することも増える。義理の実家で過ごすのは何かと気を遣い、できることなら避けたいという声もよく耳にする。そこで今回は30~50代の既婚男女100人に「義理の実家への帰省」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
意外にも「楽しみにしている」と答えた人は31.0%と多め。続いて「できれば行きたくない」という人が27.0%、「義務だと思っている」と答えた人は25.0%、「絶対に行きたくない」という人は10.0%という割合になった。
ここでは数の多かった「楽しみにしている」「できれば行きたくない」と答えた人たちの理由をみてみよう。
最初に「できれば行きたくない」と答えた人は……。
「何を話していいか分からないし、気を遣うからあまり行きたくない」(37歳/男性)
「自宅以外は所詮他人の家なので、リラックスできない」(39歳/女性/主婦)
「手伝いや料理など、接待をさせられるのでしんどい」(52歳/女性/総務・人事・事務)
「向こうは嫁がいろいろやって当然だと思っているので疲れる。さらに、夫は妻の実家に行かないので不公平感もある」(52歳/女性/主婦)
「妻自身と結婚したのであって、その御両親と結婚したわけではない。いらない人間関係は極力避けたい」(59歳/男性/学生・フリーター)
「遠方まで出向いても、相手側に迎える姿勢がない」(57歳/男性/研究・開発)
「本当につまらないから」(55歳/女性/主婦)
「居心地が悪いから」(59歳/男性/研究・開発)
「話すことがないから」(31歳/女性/主婦)
「遠くて、交通費が高いから」(56歳/男性)
「私が育った家庭と全く違うタイプの家で、いろいろ動かないとならない。上げ膳据え膳も気を遣うが、やるのが当たり前というのも気を遣う」(58歳/女性/総務・人事・事務)
「何の感情もないから」(51歳/男性/総務・人事・事務)
「姑さんと合わないから」(44歳/女性/総務・人事・事務)
「できれば行きたくない」は、自分が育った家ではないため、リラックスできず、窮屈さを感じてしまう人が多いようだ。