7月29日、Snow Man・目黒蓮(27)が主演、有村架純(31)が相手役の連続ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/月曜夜9時~)の第5話が放送された。
『海のはじまり』は、目黒の出世作となった『silent』(フジ系/22年10月期)の村瀬健プロデューサー、脚本家の生方美久氏、監督・風間太樹氏らスタッフ陣が再結集した作品。ある日突然シングルファーザーになってしまった青年・月岡夏(目黒)とその周囲の人々を描く物語である。
前週の7月22日に放送された第4話では、有村演じる夏の恋人・百瀬弥生の母親の描写が“毒親では!?”と話題になっていたが、今回の弥生の発言からあらためて話題が沸騰している。そして、同ドラマはここにきて、数字も回復させているという――。
【以下、『海のはじまり』第5話までのネタバレを含みます】
有村演じる弥生は、夏(目黒)と交際する前に子どもを中絶した過去があった。当時、弥生が母親に電話をして妊娠したこと、相手は出産を望んでいない様子だと伝えると、母親は「じゃあ、おろしな」と一言。弥生が「一人で育てるのってさ……」と切り出すも母親は遮り、「私、無理だからね。無理だから」と聞く耳を持たず。弥生がぼうぜんと「そっかそっか。了解」と返すと「お金、ちゃんと出させなさいね」とキツい口調で言い放ち電話を切った――第4話でこういった回想シーンが描かれたことで“毒親すぎる”と話題になっていたが、29日放送の第5話では、さらに弥生と母親との確執を感じさせるシーンがあったのだ。
弥生は6歳の娘の父親になる夏のため、自分の髪で三つ編みの練習をさせることに。そこで弥生は母親が髪を編むのが「すごい早くて痛いの。作業って感じ」で、にもかかわらず自分が父親にお願いしようとすると怒るような人だった、と明かしたのだ。
「ごめんね、いつも理由つけて会わせなくて。嫌いなの(母親が)。好きなタイプが”家族を大切にする人”だったらゴメン」と話すと夏は「嫌いでいいよ。親だって、人だし……」と返し、弥生も諦めたような悲しげな笑みを浮かべ「うん、じゃあ嫌いなままでいる」と答えた。
このシーンに対して視聴者からは、
《夏くんの母親や(夏の元恋人の)水季の母親と比べると、どんだけ弥生さんの母親が異常か思い知らされるな》
《そのうち弥生さんの母親 登場するのかなぁ》
《まず、母親と対峙して言いたかったことを全部言おう。そこからだな。》
といった声が多く寄せられて、話題沸騰となっているのだ。
毎週月曜よる9時放送#海のはじまり
— 『海のはじまり』月9ドラマ【公式】 (@umi_no_hajimari) July 29, 2024
海と一緒の時間を過ごしている夏
生前の水季と海の暮らしを知る人たちに会うことで、夏の知らない8年間が、徐々に輪郭を帯びていきます
そして、なぜ水季は海を産む決断をしたのかが明らかに…
第6話は8月5日(月)よる9時放送 pic.twitter.com/HSoa0VaLM8
「月9ドラマ『海のはじまり』は、物語の始まりが“予期せぬ妊娠”だったことや、第4話で具体的に描かれた弥生の中絶の話など、身の回りでも起きうる非常に重いテーマを取り扱っている作品です。そこに来てさらに、“毒親”というやはり重いテーマが話に加わりそう、ということですね。
加えて、第5話では古川琴音さん(27)演じる夏の元恋人・南雲水季の死因も明らかに。本作の脚本家・生方氏の放送前インタビューの内容と重なり、こちらも注目を集めています」(女性誌ライター)