■過去には「アカウント乗っ取り」と炎上したことも

 大倉と“J”――大倉は、6月3日に開催した大倉のソロイベント『Go green』でも、事務所のwebコンテンツ『FAMILY CLUB web』の名前が思い出せず、「もうええや!」と旧名称の『ジャニーズweb』の名前を普通に出したていたという。また現在も、自身のX(旧ツイッター)のアカウント名が「@J_ohkura_88」で“J”を残していると指摘する声もある。

「過去イベント時の“ジャニーズweb”発言やXのアカウント名もそうですが、大倉さんは旧会社への思い入れが深く、“J”からなかなか離れられない、という気持ちがありそうですよね。SUPER EIGHTは関ジャニからの改名時もメンバー間で相当な葛藤があったことを明かしており、大倉さんも“寂しかった”と語っていましたね。

 そんななかでの“J”が入る新会社名。半世紀以上用いられていた“ジャニーズ”の名称が消滅することを残念がるファンは現在も多いため、新社名に “リスペクトを感じる”と好意的な声もありますが、当然ながらジャニー氏の所業は断じて許してはいけない行為。一連の名称変更は被害者への配慮でもあるため、大倉さんに苦言を呈する声は多いですね。

 同時に大倉さんは、何かと荒れがちなタレントになってしまっています……」(前出のワイドショー関係者)

 大倉がプロデュースする話題で荒れたのは、今回が初めてではない。今年3月に「アイドル×クリエイティブを発信する新時代に向けたプロジェクト」の一環として、関西ジュニアの伯井太陽(はくい・ひかる/13)と少年忍者織山尚大(20)の2人をプロデュースした際も、Travis Japanのファンを怒らせてしまい、炎上したことがあった。

「トラジャは、『+81 DANCE STUDIO』というYouTubeチャンネルでパフォーマンス動画を投稿し続けていました。同チャンネルは23年4月を最後に休眠状態だったのですが、それを大倉さんが24年3月2日に『+81 STUDIO』に変更して、“大倉忠義によるプロデュースステージ”にすると発表し、ヘッダーも伯井・織山ペアの画像に変更しました。

 しかし、トラジャのファンからすれば、アカウントが乗っ取られたようなものですから批判の声が殺到したんですよね」(前同)

※画像は大倉忠義の公式X『@J_ohkura_88』より

 批判を受けて『+81 DANCE STUDIO』は元に戻り、『+81 STUDIO』は別チャンネルとして新規開設された。なお、『+81 STUDIO』は伯井・織山ペアの動画を3月4日、5日、25日の計3本投稿して以降、稼働していない。

「そして今回、また新社名問題で大荒れになっていると。大倉さんは長年、エンターテインメントの世界に身を置いている立場として後輩をしっかり育成し、業界に恩返しをしたい気持ちが強いのでしょうが……なかなかうまくいかないものですね」(前同)

 会社を設立するも、稼働前から大荒れとなってしまった大倉。ここからの動きに注目が集まる。