福原遥(25)主演『マル秘の密子さん』(日本テレビ系/土曜よる10時)の第4話が、8月3日に放送される。平均世帯視聴率が初回の6.7%から、第2話が5.4%、第3話が4.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、ズルズルと数字を落としている。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も34万台でこちらも伸び悩んでいる。

 同ドラマは、トータルコーディネイター・本宮密子(福原)が、不運続きのシングルマザー・今井夏(松雪泰子/51)を大企業の社長へ変身させる物語。密子はファッション、メイク、メンタルをサポートし、目的のためなら手段をいとわない、ミステリアスな役どころ。清純なイメージの強い福原にとって、ダークヒロインという新境地が期待されたがーー。

 7月27日放送の第3話は、九条開発の次期社長になろうとする夏は、前社長・九条謙一(神保悟志/61)が成し遂げられなかった、福祉の街作りプロジェクトの実現を目指すも、建設業界のことが全く分からず、社員たちの嘲笑の的になってしまう。そんな夏に、九条開発の広報部契約社員である娘・彩(吉柳咲良/20)も、冷ややかな目を向ける。

 週末、九条家の長女・玲香(志田彩良/24)の主催で、投資家や実業家をもてなすパーティーが開かれることに。夏にとって次期社長候補として顔を売る絶好の機会だが密子は招待されず。その代わりに前社長のプロジェクトに興味を示していた、大手IT会社のカリスマ社長・奈良橋(山下容莉枝/59)との接触を図るが……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)の反響は、《密子の慇懃無礼で、時に社会倫理に反する言動を見せるキャラじたいは好きなんだけど、なんか薄めだなぁ》《密子さんのオーラ、しんどくなってきたなぁ…。意外に抜けない優等生感。最初はいいと思ったんだが…。話の段取りを踏むのに忙しくて、人物の動きが乏しいストーリーになってる》など、福原が演じる密子やストーリー展開に厳しい声が。