連日にわたる日本勢のメダルラッシュや快進撃で目が離せないパリ五輪。一方で誤審疑惑や選手への痛烈な言葉、誹謗中傷と取れるコメントも少なくない。そんななか、陸上女子5000mに出場する山本有真選手(24)の心和むSNS投稿が話題を呼んでいる――。

 日本オリンピック委員会(JOC)は8月1日、日本選手団「TEAM JAPAN」からのメッセージとしてSNSでの誹謗中傷を巡って声明を発表した。

 アスリートに対するSNSでの投稿について《TEAM JAPANを応援いただく皆さまには、誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際しては、マナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます》と呼びかけた。

 そして、《SNS等を通じた皆さまからの激励・応援メッセージは、アスリート、監督・コーチへの大きな力となっています。その一方で、心ない誹謗中傷、批判等に心を痛めるとともに不安や恐怖を感じることもあります》と伝えた。

 元卓球日本代表で、東京五輪混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼氏(35)も7月31日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、心境を吐露。

 自身に届いたとみられる誹謗中傷メッセージの画像を添え、《こんなのいっぱい届いたら誰でも心病むよ…》と嘆き、《あとわざわざ本人に届くように粘着してコメントや引用までして悪口言う、誹謗中傷予備軍みたいなタチ悪いやつらも規制できるようにならないの? 心に受ける傷は同じ。どんどん心が閉ざされてく》と投稿。さらに《SNSに精通してる人が法改正やルール変えていかないと永遠に終わらない》と改善案を提案した。

※画像は水谷隼氏の公式X『@Mizutani__Jun』より

「こういった選手や関係者への誹謗中傷が大問題となるなか、日本時間8月3日午前1時10分スタート予定の陸上女子5000mの予選に出場する山本有真選手のポストが“ほっこりする”と話題を呼んでいるんです」(ワイドショー関係者)