■朝ドラ『スカーレット』をきっかけに飛躍
松下は2008年ごろからシンガーソングライターとして活動し、09年のミュージカル『GLORY DAYS』への出演をきっかけに10年5月に現在の事務所へ移籍、俳優業へ本腰を入れ始めた。
そして19年度下半期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、戸田恵梨香(34)演じるヒロイン・川原喜美子の夫、十代田八郎(通称ハチさん)を演じたことをきっかけにお茶の間に顔が知れ渡り大ブレイク。SNS上では、八郎にハマったファンが使用するハッシュタグ「#八郎沼」が誕生し、現在でも「私、スカーレットからの八郎沼からの松下洸平沼におります」「朴訥とした20代、色気満載の30代、苦悩の40代、イケおじ50代、どのハチさんも最高でしたよ〜」といったファンの声がツイッター上に寄せられている。
21年に吉高由里子(34)と共演した『最愛』(TBS系)では事件を追う刑事かつヒロインの幼なじみ・宮崎大輝を演じて好評を博した。
「天海との4月期連ドラ出演予定以外にも、現在松下はアサヒ生ビール・通称マルエフのCMに出演中の売れっ子ぶり。とにかく女性からの支持がすごいんですよね」(前出の夕刊紙デスク)
飛ぶ鳥を落とす勢いの松下について、朝ドラやドラマにかんする評論を多く手掛けているライター・田幸和歌子氏に“彼らが女心をくすぐる理由”について伺った。