8月1日、木村拓哉(52)が海外のフードデリバリーサービス『foodpanda』の香港での広告キャラクターに起用されたことが香港メディア『AM730』にて発表された。

『foodpanda』はドイツ・ベルリンに本社を置くフードデリバリーサービス。香港では『マクドナルド』の人気メニュー「マックグリドル」の配送を8月5日~9月8日まで『foodpanda』が独占しており、木村はその広告キャラクターに就任した。

 ピンクの衣装に身を包んだ木村が、マックグリドルソーセージエッグを“キムタク持ち”――野球のボールを握るように、親指と、人さし指、中指で挟むように持ち、薬指と小指は畳んでいる独特の持ち方をしているヴィジュアルが公開されている。

 また、7月30日のインスタグラムではfoodpandaの香港版アカウントで木村らしき男性の「フードパンダあるよ!」という声が紹介される“匂わせ演出”もあった。

※画像はfoodpanda Hong Kongの公式インスタグラム『@foodpanda_hongkong』より

 このニュースを受け、日本のファンも沸騰。

《ちゃんとキムタク持ちしててうける》
《おめでとうございます!!キムタク旋風ブチかまして下さい!》
《またキムタク持ちが見られるとは何で日本じゃダメなの?》

 といった声が多く寄せられている。

「木村さんは昨年から、国内では逆風を受ける展開もあり絶好調という感じではなさそうですが、今回の香港での広告起用は久しぶりに明るい話題となりましたね。マクドナルド関係の仕事である点も、ファンの間で注目を集めています」(女性誌編集者)

 木村は2020年から日本でマクドナルドのCMに起用され人気を博していたが、旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を重く受け止めた日本マクドナルドが、23年9月に「現在の契約満了後はジャニーズ事務所と契約更新しない」と明言。木村のCMは終了し、今年4月にマネジメントがSTARTO ENTERTAINMENTの新体制に移行してからも同社のCMへの復帰はない。

 また、先の4月クールに主演を務めた連続ドラマ『Believeー君にかける橋ー』(テレビ朝日系)はテレビ朝日開局65周年記念の大型作品で、天海祐希(56)や小日向文世(70)など一流俳優が多く起用された豪華な作品だったが、平均世帯視聴率10.3%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)で2桁はキープしたものの、全9回中6回は世帯9%台。

 そして現在、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率は1%台後半から2%台前半。最終回も世帯こそ13.2%と高かったが、コアは2.5%と決して“高視聴率”ではなく、長年“視聴率男”と呼ばれてきた木村としては厳しい数字に終わっている。

「木村さんの主演作で、テレ朝の開局65周年記念ドラマで予算もあり、トップ俳優も多く出ていた作品でコア視聴率1%台は“惨敗”と言われても仕方ないでしょうね。木村さんの主演俳優としての影響力は、残念ながら落ちていますよね。

 さらに、主演ドラマ『教場』シリーズ(フジテレビ系/2020年~)の続編制作が、加害問題の余波で大幅延期やお蔵入り危機まで報じられており、そちらも不穏な感じです」(芸能プロ関係者)