■稲田の「無実」を芸人仲間が確信しているワケ
稲田の相方・河井ゆずる(43)は7月29日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、《事実無根 大丈夫ですので皆さんご安心ください》とファンへメッセージを送った。
名前を“悪用”されたと言われている森田も《オレは何もやってねえぞ!むしろやらせてくれ!》と30日にポスト。
そのほかにも、各所に引っ張りだこの大人気コンビかまいたち・濱家隆一(40)が稲田の29日の投稿を引用して《稲ちゃんは一番男前なんやから》とポストしたり、見取り図・リリー(40)、コットン・西村真二(40)、すゑひろがりずの三島達矢(41)と南條庄助(42)なども稲田の投稿をリポストし擁護している。
リリーの場合は29日に大阪で行なわれたイベント『真剣音楽祭』で稲田と共演しており、「ぼくは稲田さんをよく知っているので、それ(悪質なDM)はないと断言します」と、会場で本人と観客を前に直接発言もしている。
コレコレ氏の告発を受けて、稲田のことを怪しむ世間と、稲田を全く疑っておらず信じ切っているように見える芸人の間の強烈な温度差――芸能プロ関係者はこう話す。
「周囲の芸人仲間が稲田さんを完全に擁護している理由、結論から言うと、稲田さんの手元には実際に不正アクセスをされた確固たる証拠があって、公開しようと思えばいつでもできる状態にあるからだと聞こえてきています。不正ログインされたことが一目瞭然となるものがあるといいますが、だから、それを確認することができる周囲は稲田さんのことを信じられるということですよね。
それならなぜその“証拠”を出さないのかというと、出した場合の影響が大きく、複数の人を追い詰めることになってしまう、と稲田さんが危惧しているからだといいますね」
稲田が潔白だった時、ネット、SNSユーザーによるバッシングの矛先はコレコレ氏、そして最悪の場合、被害を訴えた女性に向かってしまうとも考えられる。被害女性は不正アクセスであっても被害を受けているのは間違いないわけだが、騒動が過熱して注目を集めているタイミングで証拠を公開すれば、許されない“飛び火展開”もあるかもしれない。
「加えて、稲田さんが《警察に証拠は提出して相談してる状況》と言っているのも全部本当の話で、実際に警察は情報開示請求などに動いているといいます。こうした件での情報開示請求は早くても1か月以上はかかるとされ、警察からの証拠が出るのはまだ先――9月以降になると考えられていますが、少なくとも警察が動いているのは間違いないといいますよ」(前同)
また、稲田が世間から怪しまれている理由として、“乗っ取りが事実ならもっと早く気づくはず”という指摘も出ているが、
「たしかにそう通りなんですが、稲田さんはITやネット界隈に相当疎いといいます。不正ログインされた警告も、そのままスルーしてしまっていたと聞こえてきていますね。
自身でもコメントしていますが、セキュリティの甘さも間違いなくあったでしょうし、結果として対応も遅れて不正な行為が行なわれてしまったと。稲田さんにも落ち度はあるのでしょうが、少なくとも今回のDM騒動は、本当に“乗っ取り”だったと芸人の間では確信が持たれている。だから、周囲の芸人たちは稲田さんを全力で擁護しているし、イジって笑いを取るようなこともほぼないということですね」(同)
世間を騒がせている今回の稲田の騒動。警察を通しての結論が出てくると思われる9月以降に、今回の件の“決着”は着くのだろう。