今年の夏は、10年に1度といわれる猛暑日が続いている。お盆休み期間中も厳しい暑さとなる見通しで、熱中症への厳重な警戒が必要だ。そんな中でも避けて通れないのが日々の家事だが、ちょっと動いただけで汗だくになってしまい、うんざりしている人は多そう。そこで今回は20~40代の男女100人に「夏にやりたくない家事」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(15.0%)は、揚げ物料理。

 揚げ物料理は、調理中に火の側を離れることができないので、火を使う料理の中でも際立って暑い。夏休みには人が集まることも多く、おもてなし料理で揚げ物をする場面もありそう。どうしても食べたいときは、食材を小さめに切って揚げる時間を短縮したり、スーパーのお惣菜コーナーで揚げ物を買って自宅のグリルで温め直すなど、負担を軽減したい。

「どれだけエアコンをかけても、揚げ物をすたら灼熱地獄のようになる」(30歳/女性/学生・フリーター)

「揚げ物は時間がかかり、長時間コンロの前にいないといけないので夏はなるべく避けている」(39歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「後処理も大変だし、料理中も暑い」(26歳/女性)

「キッチンが灼熱になるし、油がエアコンのフィルターにつく」(36歳/男性)

「油が飛ぶとさらに暑い」(32歳/女性)

「暑い中で揚げ物をすると汗だくになる」(39歳/男性)

「暑すぎて食欲も元気もなくなる」(39歳/男性/営業・販売)

「暑いときに熱いことをしたくない」(47歳/男性)

 第2位(21.0%)は、部屋の掃除。

 部屋の掃除は日々の生活で避けられないが、この季節は掃除機をかけただけで汗でびっしょりという場合も。ホコリをだすために窓を開ける暑いし、雑巾かけなどしっかり掃除はできれば夏にはしたくない。

「運動したぐらい汗をかいてしまう」(28歳/女性/主婦)

「掃除機で部屋が暑くなる」(33歳/男性)

「動くと暑くなるので」(47歳/男性/公務員)

「特に押し入れの掃除は冷房が効きにくい場所なのでやりたくない」(34歳/男性/学生・フリーター)

「夏は掃除中に虫に出会う確率が高いから」(23歳/女性)

「時間がかかるのでとにかく暑くなる」(29歳/女性)

「掃除機をかけるときは窓を閉め切らないとゴミが飛ぶため、余計に暑くなる」(23歳/女性)

「クローゼットの整理など、暑い中で地道な作業を行わなければならないから」(37歳/男性)

 そして第1位(24.0%)は、火を使う料理。

 第3位の揚げ物はたまにのことだが、料理では火を使うことが多い。エアコンの風が届きにくいキッチンの温度は上がりやすく、日々の炊事が苦痛という人も多かった。加熱にレンジを活用したり、煮込み料理は炊飯器で作ったりと、火を使わない調理法を取り入れて乗り切りたい。

「エアコンをつけて調理しても汗だくになってしまう」(49歳/女性/主婦)

「暑さに耐えきれず、根負けしそうだから」(35歳/男性)

「キッチンにエアコンがないから」(23歳/女性/総務・人事・事務)

「暑くて料理どころではないから」(25歳/女性)

「冷房が効いていても、火をつけた瞬間に体感温度が上がる気がする」(28歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「お湯を沸かすときの火ですら暑さが増す」(41歳/女性)

「この時期はそうめんを涼しく食べたいけど、食べるためにお湯の熱気を浴びなければいけない」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「エアコンをつけてもコンロを使うのは暑くてしんどい」(46歳/女性/営業・販売)

「特に煮物は湯気が出るので暑い」(47歳/男性/総務・人事・事務)

 まだまだある「夏にやりたくない家事」第4位以下はこちらから!

■「夏にやりたくない家事」ランキング
1位 火を使う料理
2位 部屋の掃除
3位 揚げ物料理
4位 庭掃除
5位 風呂掃除
5位 洗濯物干
7位 トイレ掃除
8位 ベランダ掃除
8位 買い物
10位 洗い物