■第1位は、宮舘涼太の高いエンタメ能力
1位 SnowMan『それスノ』を牽引する宮舘涼太の凄み 「めめラウ超え」ダンススキルで示した“ひと目で伝わる”高いエンタメ能力
4月19日放送のSnow Manの冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい(それスノ)』(TBS系/金曜よる8時)の2時間スペシャルで、宮舘涼太(31)が抜群のパフォーマンスを披露。バラエティ、ドラマ、舞台で活躍する宮舘は、総合的なエンタメ能力では、メンバーの中で頭ひとつ抜けているようだ。
今回の放送は、人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」の第4弾で、韓国のガールズグループ・Kep1er、踊れる俳優選抜チームと対決。宮舘は、1回戦でブラックビスケッツの『タイミング』を、遊びを加えた完璧なダンスで披露。Kep1erは「最高でした!」と称賛し、宮舘がグッドサインで応じると、飛び上がって喜んでいた。
また、目黒蓮(27)は、嵐の『A・RA・SHI』をMCの深澤辰哉(31)をペアに指定して挑戦。アイコンタクトを入れるコンビネーションを交えつつ、完璧にダンスをコピー。さらに、ラウール(20)は少女時代の『MR.TAXI』に挑戦し、独自のアクセントを入れた完璧なダンスに称賛を浴びていた。
踊り始めて10秒もせずにKep1erを熱狂させた宮舘。X(旧ツイッター)では、《館さまって、9人でいると控えめで口数も少ないのに、一瞬にしてその場の全てを館ワールドに変えちゃうのスゴい》《Kep1erのみんなダンスうますぎる! あと舘さんにツボってるの面白かった》など、宮舘とKep1erへの賛美の声であふれていた。
ダンススキルの高さなら、ラウール、目黒、岩本照(30)など、ほかのメンバーもスゴいが、見る人を楽しませるエンタメ能力では宮舘がダントツだろう。ダンサーで振付師である審査員・TAKAHIRO(42)の、「貴方はエンターテイナー」という称賛の言葉も最もなことだ。
その宮舘のエンタメ性はバラエティ、ドラマ、舞台と多岐に渡る活躍で養われたものだ。Snow Manの知名度が上がるとともに、『それスノ』が王道バラエティを目指すなら、今後、ファン以外の広い層に訴えることが、より必要になっていく。アイドルバラエティならば、メンバーの個性と魅力だけで番組は成立するが、さらにそのうえ、すべての人を楽しませなければならないのだ。
宮舘はその点において、抜群の嗅覚と表現力を持っている。ダンス対決の一番手で、完璧なエンターテインメントを披露したのは、その証だ。もちろんほかのメンバーも、多くの人に開かれたエンタメを意識しているのは間違いない。それでも宮舘が、頭ひとつ抜けた存在であることは間違いないだろう。今後の『それスノ』を引っ張っていくのは、やはり宮舘なのだ。(芸能ライター/坂上五郎)