■不祥事があまりに多いKAT-TUN

 KAT-TUNのグループ名は、結成当時のメンバーである亀梨和也(38)、赤西仁(40)、田口淳之介(38)、田中聖(38)、上田竜也(40)、中丸の6人の頭文字から命名された。

 しかし、赤西が2010年7月、田中が13年9月、田口が16年3月に脱退。

 赤西と田口は独立の意思を表明してからの退所だったが、田中は退所理由が「度重なるルール違反行為」であり、17年5月に大麻取締法違反で逮捕(のちに不起訴処分)。さらに22年2月には覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されてしまい、23年12月に懲役1年の実刑が確定。今年2月16日にも医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)の疑いで警視庁麻布警察署から書類送検されている(のちに不起訴処分)。

 また、田口も脱退後の19年5月に大麻取締法違反の疑いで逮捕・起訴(判決は懲役6月・執行猶予2年)されている。

 こういった不祥事の多さから、中丸の休業のニュースに対して、

《KAT-TUNが残り2人になってしまうじゃないか…。KAT-TUNじゃなくて、(T-T)になってしまうぞ》
《中丸くんもギリギリでいつも生きていたか・・・》
《ギリギリを生きてるなぁ。KUしか残ってない、、、まじっすか、》

 といった、過去のメンバーの脱退を絡めた声も多く寄せられているのだ。「ギリギリ~」というのは、KAT-TUNのデビュー曲で“不良”を意識した楽曲『Real Face』の歌詞にちなんだ揶揄で、メンバーが不祥事を起こすたびにファンが用いているワードである。

※画像は中丸雄一の公式X『@y_nakamaru_94』より 

 KAT-TUNは田口の脱退後に充電期間を経て2018年に活動再開し、昨年は3人体制になってから5年目の節目の年でもあった。文春砲による不倫説も言われるなか、中丸の活動休止後、グループはどうなってしまうのだろうか――。