2月22日、2022年10月クール放送ドラマを対象とした『第114回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞』全9部門の受賞作・受賞者が発表された。主演男優賞の座に輝いたのは、今、最も注目を集めるジャニーズ俳優だった。

「『クロサギ』(TBS系)に主演した、King&Prince平野紫耀さん(26)が主演男優賞を受賞しました。平野さんが『クロサギ』で主演男優賞を獲得したのは『第26回日刊スポーツ・ドラマグランプリ』と『TV stationドラマ大賞2022』に続き、これで3度目。退所前最後とされる主演ドラマで、見事な3冠を成し遂げましたね」(女性誌ライター)

 平野は5月22日付で岸優太(27)、神宮寺勇太(25)らと3人でキンプリを脱退および退所(岸のみ秋退所)することが発表されている。

 今回の受賞記念インタビューで平野は「『クロサギ』に主演して達成したことは」という質問に、こう答えていた。

《「この経験で何を得たのか」とか「何が勉強できたのか」とかは分からないですし、分かりたくないっていう気持ちもあります。何かが自然と身についていたらいいなというのが僕の本心ですね。もしも次にお芝居をする機会があったら、そのときに今回の経験が生かされたなと実感するのではないかと思っています。それが今から楽しみですね。

 演技だけでなくパフォーマンスや歌でも、自分が成長したとは思いたくないタイプなんですよ。それを自覚して成長がストップしてしまったら、もったいない》

「成長を自覚して成長がストップしてしまったらもったいない」――平野のキンプリ脱退の理由の1つに、“グループの海外進出を強く願っていたが徐々に方向性が違ってきてしまった”というのがあるが、今回のコメントからは平野の強い向上心、どこまでも高みを目指し続けたい、という意志の強さが感じ取れる。