SnowMan目黒蓮(27)主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週よる9時)の第7話が、8月12日に放送される。これまで女性たちに押され、あまり目立たなかった主人公・夏(目黒)の正念場になりそうだ。

 同ドラマは、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか、さまざまな形の“親と子”のつながりを通して描く“家族”の物語。5日放送の第6話では、夏の亡き元恋人・水季(古川琴音/27)が海(泉谷星奈/7)を出産すると決意した理由に、現在の恋人・弥生(有村架純/31)が関係していると明かされ、話題になっていた。

 第6話は、夏が南雲家で海と一緒に過ごす1週間が始まった。朝食後、自信満々に「髪を結おうか」とたずねる夏に、海は「やって!」と喜ぶ。夏は弥生に教えてもらった三つ編みを実践しようするが、海に「編み込みがいい!」と言われて困惑。夏は三つ編みだけ練習してきたと白状し、水季の母・朱音(大竹しのぶ/67)がクスクスと笑う。

 夏と海は、かつて水季と海が暮らしていたアパートへ。2人で住むには狭い殺風景なワンルームを見渡し、夏は水季と海の2人暮らしに思いをはせる。翌日、夏と海は水季が働いていた図書館を訪れる。司書・津野(池松壮亮/34)と海の楽しそうな姿に、夏は、海に自分が知らない時間があったことを痛感して……という展開。

 話題になったのは後半、水季が産婦人科の待合室で、弥生が書いたご意見ノートを読むシーン。中絶を決めることを他者に委ねてしまい、罪悪感に襲われている。同じ状況の人に同じ気持ちになってほしくない。物分かりの良い人間を演じず、ちょっとズルをしてでも自分で決めてほしいという弥生の言葉に、水季は、自身の母子手帳を読んでから決めると看護師に告げた。

 視聴者はX(旧ツイッター)上で、《水季の身勝手な言動にずっと気持ちが晴れないままだったけど、偶然が呼んだ必然にやっと納得できた。弥生さんの存在がなかったら、海ちゃんもいなかったのかもしれないなんて。運命は時に残酷だが、幼き命をもたらす希望になることもある》など、水季と弥生がつながっていたという脚本に多くの称賛の声が寄せられた。