■平野紫耀は「日テレ土22時枠」に“凱旋”するはずだった!?
「実は4月期の『土曜ドラマ』枠での医療モノ作品は、元々は平野紫耀さんが主演に“内定”していたようです。
ですが、平野さんは岸優太さん、神宮寺勇太さんと共に5月22日にキンプリを脱退。さらに、ジャニーズからも退所(岸のみ秋ごろ退所)をするため、主演することが不可能になったと。
この土曜日22時のドラマは、まだ21時枠だった90年代から、多くのジャニーズ主演ドラマが放送されてきた伝統の枠。平野さんも、2018年の『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に続いて出演したドラマが、2020年の土曜22時、SexyZoneの中島健人(28)とのW主演『未満警察 ミッドナイトランナー』でしたからね。本当なら凱旋としての主演作になったはずです」(制作会社関係者)
しかしながら、平野のキンプリ脱退&ジャニーズ退所が決定し、“日テレ土22時”ドラマの主演は不可能になった。
「それで坂口さんにオファーが行ったと見られていますね。そのため、今回の坂口さんの2クール連続同局ドラマ主演という、業界的に超異例の、タブー破りとも言えそうな方法で強行突破をせざるを得なくなってしまったのではと。
もしかしたら、脱退する平野さんを当初の予定通り起用し撮影を前倒しする、といった選択肢もあったのかもしれませんが、ドラマ放送中に事務所を辞めることが確定しているタレントを使うのは、宣伝面でも相当面倒なことになるのは容易に想像できます。
また日テレはジャニーズと特に親密なメディアで、この『土曜ドラマ』枠は、多くのジャニーズ主演ドラマが放送されてきた。そこで日テレが、平野さんの主演ドラマを“強行放送”する、というのはあり得ない。平野さん、岸さん、神宮寺さんとジャニーズの話し合いがまとまった時点で、ドラマ主演の話は消滅していたんでしょうね。
平野さんは今、昨年冬に主演した『クロサギ』(TBS系)の演技が高く評価され、複数のメディアのドラマ賞で主演男優賞を獲得しています。そんな彼の元医者の演技も見たかったですが……」(前同)
5月23日以降、平野は“新たな場所”で、さらに進化した演技を見せてくれるだろうか――。