マッチングアプリの普及で、出会うだけならそれほど難しくない時代と言われる現代。アプリがきっかけで交際・結婚するカップルも増えている一方で、「2回目のデートに進めない」と悶々とする人も多いようだ。相性と言ってしまえばそれまでだが、自分では気づいていない何かが相手にとって不快というケースであれば、それを知れば修正もできようというもの。最低限“これはしないほうがいい”ということはしたくない――。
お盆があけて9月から本格的に始まるという婚活市場――弊サイトでは“失敗から学ぶ”をテーマに、テレビ番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)にも登場する結婚相談所・マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸さんに、「“2回目”がなかった男性ファッションの失敗」を聞いた。
「不潔感がただようのは論外ですが、ファッションで厄介なのは、自分はオシャレで、トレンドに敏感だという自負がある人です。先日、デートのお相手の男性がブランドのパーカーとスウェットパンツのセットアップで意気揚々とフレンチレストランに現われ、お店の人に止められたという例がありました。
お店でジャケットを借りてその場は乗り切りましたが、その男性は、自分は毎月10万円以上洋服を買うことが自慢で、ブランド物を着ていればどこでも通用すると思い込んでいる。ブランド品が悪いわけではもちろんないのですが、TPOを考えていない。パーカーやスウェットはジョギングする時やタウンで着てくださいということですよね。それで女性が恥ずかしい思いをしてしまい、“次”がなかったケースがありました」(植草さん)
同様に、“こだわり”が強すぎる男性も女性をドン引きさせてしまうことがあるという。
「最も特殊な例では、軍服を着て登場した男性がいました。“オレは洋服にこだわりがある”ということでしょうけど、相手がどう思うか、まわりからどう見えるかを全く考えていませんよね」(前同)