二宮和也(41)主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系/毎週よる9時)の第8話が、9月1日に放送される。物語はいよいよ終盤。どんなラストを迎えるか気になるが、シーズン1の主人公・渡海征司郎(二宮・2役)の再登場説が濃厚になってきた。
同ドラマは、海堂尊氏の医療小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社)が原作のメディカルエンターテインメント。 8月25日放送の第7話のラスト、次回予告に渡海らしき姿が見られたうえ、「ついにあの男が…」というテロップが流れたため、視聴者の間で考察が盛り上がっている。
第7話は、ウエスギモータースの上杉会長(堺正章/78)の息子で社長の歳弘(城田優/38)が東城大にやって来て、会社の株式1%である500億円と引き換えに、上杉会長の手術を失敗してほしいと天城(二宮)に頼む。歳弘は会長の引退を望んでおり、維新大の菅井(段田安則/67)から入れ知恵されていた。
天城による上杉会長のオペは、全日本医学会会長選の日に行うことに。しかし、天城はダイレクト・アナストモーシスをミスして大出血。2か所同時にダイレクト・アナストモーシスを行うことが必要になったからと手術を放棄するような態度の天城に、世良(竹内涼真/31)が「お金のためじゃないですよね?」と問い詰めるが……という展開。
結局、手術は病院長の佐伯(内野聖陽/55)が医療AI「エルカノ」を遠隔操作して、天城との同時作業で成功。その後、予告に渡海が登場したため、X(旧ツイッター)では、《渡海の島根の実家で天城が見てたアルバム、ボヤケてるけど何となく子供2人ぽい?》《いつも冷静な天城先生が取り乱して涙を流すなんて…佐伯先生から何を言われた?》など、天城と渡海の関係について考察が盛り上がった。
その一方で、《渡海先生?!うーん、今回の原作では彼は出てこないから回想だけでお願いしたいんですけど…》《原作の『スリジエセンター1991』が改変されすぎてて厳しい。これで渡海と天城が血繋がってるとか言われたら、もはや別の世界線になるんだが》など、原作ファンがオリジナル展開を予想し、とまどう声も多い。