櫻井翔(42)の俳優業に危機が迫っているようだ――。

 ドラマ制作会社関係者は言う。

「櫻井さんは、現在放送中の水川あさみさん(41)主演のドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/金曜夜10時~)に、物語のキーマンである若手政治家・清家一郎役で出演しています。超重要な、主人公以上にドラマの顔とも言えるポジションのキャラクターを演じることで、放送前から注目を集めていたのですが……」

『笑うマトリョーシカ』は、早見和真氏の同名小説が原作の政治サスペンスドラマ。ジャーナリストの主人公(水川)が、櫻井演じる清家や周辺の人物の隠された過去を暴くために動いていく物語である。

※画像は『笑うマトリョーシカ』の公式X『@matryoshka_tbs』より

「現在、テレビ界では13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率を最重要視していますが、『笑うマトリョーシカ』はその数字が良くないんです。そして、8月23日に放送された第9話が、GP帯のドラマとは思えない低い数字を出してしまったんですよね……」(前同)

 8月23日、『笑うマトリョーシカ』の第9話のコア視聴率は0.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。下落していた視聴率は、ついに0%台に突入してしまったのだ。

「23日の『笑うマトリョーシカ』が大惨敗した理由の1つには、同時間帯に『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で『となりのトトロ』が放送されていたことがあります。スタジオリブリの不朽の名作である『トトロ』は、コア視聴率8.4%という化け物級の数字を叩き出しましたからね。

 ただ、『笑うマトリョーシカ』はもともと数字が不振で、内容面も“つまらない”という声が多かったんですよね……」(同)