日本各地で猛威を振るっている大型の台風10号。その影響で、8月31日と9月1日に放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)でチャリティーランナーを務めるお笑いタレント・やす子(25)を心配する声、番組自体に疑問を呈する声がますます高まっている。

 番組の看板企画でもあるチャリティーマラソンは今年、「全国の児童養護施設に募金マラソン」と題して開催される。さまざまな事情で保護者と暮らすことができなくなってしまった子どもたちを支援する児童養護施設に、高校時代お世話になっていた時期があるというやす子の発案で『24時間テレビ』全体の募金と切り分け、その全額が全国600か所以上の児童養護施設のために役立てられる“目的別募金”となる。

「系列局の元幹部による寄付金着服問題もあり、例年以上に冷ややかな目で見られている『24時間テレビ』ですが、やす子さんの好感度の高さと目的別募金という方針でチャリティーマラソンに関しては一定の支持を集めていました。

 ただ、放送当日に台風の影響をもろに受ける可能性が高まっており、やす子さんを心配する声、そして台風が迫る悪天候のなかでチャリティーマラソンを強行するのか、と疑問を呈する声が上がっています」(制作会社関係者)

※画像はやす子の公式X『@yasuko_sma』より

 8月22日に発生した大型台風10号(サンサン)は、28日から日本列島を縦断するという予報が発表され、29日午後11時には熊本県玉名市付近をゆっくりと、“ジョギング並み”の速さで進み、30日にかけて九州北部、四国、そして東海地方で線状降水帯が発生する可能性がある。

「『24時間テレビ』放送当日の31日から9月1日には四国、近畿あたりに停滞している可能性があるといいますが、8月30日午前中現在、台風から遠く離れた関東地方でも大雨が降っていて、東京でも一部地域に避難指示が出ているような大荒れの状況ですからね……」(前同)