ダウンタウン松本人志(60)が自身の女性問題を報じた『週刊文春』の発行元である文藝春秋などに名誉を毀損されたとして、5億5000万円の損害賠償などを求めた裁判――8月14日に行なわれる予定だった第2回弁論準備手続きが延期となって物議を醸したが、ここにきて事態が一気に動く可能性があるようだ。

 弁論準備手続き延期の理由は明らかになってはいないものの、文春側の喜田村洋一弁護士は「裁判所が決定したんです」と東京地裁からの提案だったと明かしていた。

 また、喜田村弁護士は第2回弁論準備手続きにあたって「証拠は20個ほど提出した」と説明。記事内で松本に男女の関係を強要されたと主張するA子さんらが出廷する可能性について「それはあるでしょうね」とコメントしたことも話題を呼んだ。

「文春側が20個もの証拠を提出、A子さんが出廷する可能性もあるといいますが、実は松本さんと文春側が和解に向けて動いていると言われていて、早ければ9月の早いタイミングにも結論が出るのではないか、ともささやかれています。関係者の間では有名な弁護士の見解がかなり話題になっていますね」(ワイドショー関係者)

サンデージャポン』(TBS系)などの番組にコメンテーターとして出演する細野敦弁護士(59)は、8月28日に自身のYouTubeチャンネルを更新して松本の裁判に言及。

 動画内で細野弁護士は「8月中に和解ができるのかどうかってところじゃないですかね。水面下で進行している和解、合意の話が、そんなに長くは引っ張れないと思うので」とし、両者が和解に向けて動いていそうで、和解が成立する可能性が高い、と見解を示した。

※画像は『サンデージャポン』の公式X『@sunjapo_tbs』より

「細野弁護士は今回の裁判に直接関係があるわけではありませんが、優秀な弁護士として知られた存在です。そして、細野弁護士の今回の見解は鋭い、芯を食っているようだ、とも言われていますね。

 細野弁護士は動画内で、文春サイドの考えなども推測した上で、8月14日の第2回弁論準備手続きが直前に延期になり、さらに次の日程が決まっていないことが、和解に向けて動いている、そしてそれが成立する可能性が高い根拠として述べています」(前同)