杉野遥亮(28)主演の連続ドラマ『マウンテンドクター』(カンテレ制作・フジテレビ系/月曜よる10時)の第9話が、9月2日に放送される。 

 8月26日放送の第8話は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が前回に続いて6%台をキープ。今期ドラマのトップ2、日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)や月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)には及ばないが、視聴者から安定した支持を得ている。

 同ドラマは、長野県松本市を舞台に、MMT(マウンテン・メディカル・チーム)のメンバーに任命された、青年医師・宮本歩(杉野)の成長する姿を描くオリジナル医療作品。医療ものといっても難病が出てくるわけではなく、病院内の権力争いもない。それでも本作が支持されているのは、歩をはじめとする各キャラの魅力にありそうだ。

 第8話は、真吾(向井康二/30)の焼き鳥店に、息子・圭吾(湯田幸希/9)が突然訪ねてくる。圭吾は心臓に疾患を抱えているため、元妻・凛(冨手麻妙/30)に学童で行く登山に反対されているという。友だちと山に登り、大好きなカブトムシを捕まえたいという願いをかなえたい歩は、MMTの山岳外来受診を提案する。

 圭吾を診察したのは、MMTに新たに加わった江森(大森南朋/52)。検査の結果、カテーテル手術をすれば運動も可能で、圭吾本人の意思を尊重した凛は手術を決断。それでも、登山への不安が拭えない凛に、歩は自分が帯同すると申し出る。無事に手術を終えた圭吾は、歩と玲(宮澤エマ/35)とともに山へ……という展開。

 X(旧ツイッター)上では、《歩先生の“理想”が先走ってる感。 冷静なら他の方法選べるよなぁ》《真吾の圭吾くんへの思いが溢れるシーンと、歩に怒りをぶつけるシーンめちゃくちゃ良かった》《麻酔科医として患者さんを守りたいって、内科医にさせたい両親の前で言い切ったの典子に拍手喝采》など、それぞれのキャラに言及する声が多かった。