■絶好調・岡田将生主演の『ザ・トラベルナース』は『ドクターX』の後継作に

 2012年10月クールにスタートした『ドクターX』は、米倉演じる大門未知子の「私、失敗しないので」というセリフは流行語になり、シリーズの世帯視聴率20%超えは当たり前。30%に迫る数字を記録したこともあった。

 21年10月クールに第7シーズンが放送されたが、今冬公開予定の映画でフィナーレを迎え、公開前に映画へとつながるスペシャルドラマが放送されるとも報じられている。

「『ザ・トラベルナース』の岡田さんはこのところ俳優業が絶好調。2021年4月クールの『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)もスマッシュヒットしましたし、出演した映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年)はアメリカ・アカデミー賞で『国際長編映画賞』を受賞。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説虎に翼』では伊藤沙莉さん(30)演じる主人公・猪爪寅子の夫・星航一役を演じ、その演技は毎朝のようにSNSでも話題になりますからね」(前出の制作会社関係者)

 そして、満島ひかり(38)主演、岡田が相手役を務める映画『ラストマイル』(8月23日公開)は、9月1日までの公開10日間で観客動員数152万人を超え、興行収入21.5億円を突破する快進撃を続けており、映画レビューサイトでも高評価を得ている。岡田の演技に対しても、

《満島ひかりと岡田将生のコンビの良さと演技力が素晴らしく、とても作品として見応えがあった》
《キャストの演技上手すぎ、みんな上手いけど主役の満島ひかりと岡田将生すごかった。俳優って凄いわね》
《岡田将生のお顔はもちろん大変好きなんだけど、演技がすごいな。「悪人」のときの悪人たるや主役を食うほど天下一品て思ったけど、今回の普通の役なのにこの存在感なんだろう》

 などの絶賛コメントが寄せられている。

 さらに『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開予定)、『ゆきてかへらぬ』(2025年2月21日公開予定)と、2本の映画の公開も控えている。

※画像は『ラストマイル』の公式X『@last_mile_movie』より

「岡田さんがこれほどまでに引っ張りだこなのは、35歳を迎えて俳優として完全に脂がのってきたことが大きいのではないでしょうか。以前から清潔感のあるイケメンでしたが、ここ最近は若々しい見た目は変わらないものの大人の魅力も放つようになりつつあります。

『ザ・トラベルナース』は医療ドラマですし、ある程度の重みも必要になってくる。今の岡田さんが演じるのに相応しい作品とも言えそうです。言うまでもなくタッグを組む中井貴一さんは一流俳優で、格も十分なのですが、岡田さんも格がついてきていますよね。

 そんな素晴らしい俳優2人がメインを張る『ザ・トラベルナース』に、テレ朝は国民的ドラマ『ドクターX』の後継として大きな期待をしているのではないでしょうか」(前同)