■『ドッキリGP』と『24時間』のコア視聴率はわずか0.5%差

 8月31日に放送された『ドッキリGP 4時間SP』の(夜7時~)の世帯視聴率は5.8%、個人視聴率は4.1%だったのだが、

「今、テレビ界が最重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)に関しては、『ドッキリGP』が『24時間』以外ではダントツの1位。そして驚くべきは、『ドッキリGP』は昨年よりもかなり数字を伸ばし、あと少しで、『24時間』が負けるところまでいっていたんです」(前出の制作会社関係者)

 2023年の『ドッキリGP』は、コア視聴3.5%。そして、今年の『ドッキリGP』はコア4.3%だった。

 対する今年の『24時間テレビ』のコア視聴率は、番組開始から夜9時45分ごろまでが6.4%。9時46分から放送された伊藤淳史(40)主演のスペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜』が4.8%だった。

『ドッキリGP』と『24時間テレビ』のドラマパートのコア視聴率の差は、わずか0.5%までに迫っていたのだ。

「フジの『ドッキリGP』は若年層に人気の番組ですが、今年の4時間SPの盛り上がりはいつも以上にすごかった。攻めに攻めまくったドッキリ企画が大好評で、番組名がX(旧ツイッター)の世界トレンド1位にも浮上するほどでした。

 また、STARTO社タレントの起用に消極的だった『24時間』に対して、『ドッキリGP』ではSTARTO社タレントが大勢起用されていて、やはり視聴者の注目を集めていましたね」(前同)

※画像はドッキリGP公式X『@dokkirigp_cx』より

 この日の『ドッキリGP』は、timelesz菊池風磨(29)が泥の入ったプールに投げ込まれ、顔面ドロドロの姿になってしまうなど、攻めた企画が目白押しの内容だった。

 中盤では、人気コーナー「記憶忍者隊 マッサマン」のスペシャルバージョンとして、Snow Man向井康二(30)がマッサマン、Travis Japan松田元太(25)がマツダマン、お笑い芸人の錦鯉・長谷川雅紀(53)がマッサノリマンに扮し、小学生男子と“四つどもえ”の記憶力勝負に挑戦。コーナーの顔であるマッサマンが途中で負けてしまい、代わりにマツダマンが奮闘するという展開となった。