■『ドッキリGP』ではSTARTO社タレントが躍動

 さらに『ドッキリGP』では、Snow Manの向井、深澤辰哉(29)、宮舘涼太(31)、timeleszの菊池、佐藤勝利(27)、松島聡(26)による「ボムマジ爆発 世紀のアイドルグループ対決SP」――STARTO社の人気グループ同士による早口言葉勝負が行なわれ、やはり大盛り上がりだった。

※画像はドッキリGP公式X『@dokkirigp_cx』より

「『ドッキリGP』の4時間SPを『24時間』にぶつける構成は、来年以降も続くでしょう。『24時間』と同じく、夏の恒例番組になっているし数字も取れていますから、続けない理由がありませんよね。

 日テレが『24時間』でSTARO社タレントの起用に消極的な以上、『ドッキリGP』はレギュラーの向井さんと菊池さんを筆頭に、STARO社のタレントを積極的に起用する方針も続きそうです」(前出の制作会社関係者)

 今年の時点で、『ドッキリGP』にコア視聴率で0.5%にまで詰められている『24時間テレビ』だが、来年以降の放送が危ぶまれている、という話もある。

「長年にわたり、『24時間』のメインスポンサーを務めている大手企業が、番組に厳しい目を向けているといいますね。今年の放送前には、視聴率次第でその2社が広告出稿を停止してしまうのではないか、という報道もありました。

『24時間』はチャリティー番組ですが、日テレと系列局が全精力をかけ、多くの人を投入し、長い準備期間を経て放送している大型番組。多くのスポンサー企業もついており、やはり多くの人に見てもらわないと話にならない、視聴率もとても重要な番組と言えます。

 そんな『24時間』なのに、今回はあと少しで『ドッキリGP』に負けていたと……。やす子さんの頑張りと、彼女が走れるかどうか――という話題性だけで取れた数字とも言えそうですから、来年以降は非常に危うそうですよね」(前同)

 多くの問題を抱え、厳しい批判の声が寄せられるなか、ついには頼みの視聴率さえ他局に抜かれそうになってきている『24時間テレビ』。来年以降も、放送の是非含めて、さまざま話題になるだろう――。