■5歳愛息を自宅で猛特訓

 JACは世界で通用するアクションスター、スタントマンを育成・輩出するために千葉さんが1970年に創設。今やハリウッドスターとなった真田広之(63)、日本を代表する俳優・堤真一(60)もJAC出身だ。

 千葉さん自身がアクション俳優としてアメリカでも活躍したが、岡田も今や日本を代表するアクション俳優という地位を確固たるものにしている。

 岡田は宮崎とともに住む一軒家の自宅の地下室に道場を設置して武術や格闘技に取り組んでいるほか、ジークンドー、カリ(フィリピンの伝統武術)、USA修斗など複数の格闘技の師範資格を保有。ライフワークにしているブラジリアン柔術も一番上の黒帯に次ぐ茶帯という実力者で、主演映画『燃えよ剣』では殺陣の指導も兼任している。

「岡田さんと宮崎さんの間にはお子さんが2人いて、長男は5歳になりますが、宮崎さんの理解も得て、息子さんにも格闘技を教えたり、自宅で一緒にトレーニングに励んでいるといいますね」(前出の芸能プロ関係者)

※画像は「岡田准一/AISTON」の公式X『@J_OKADA_AISTON』より

 そんな岡田が2023年10月に設立した個人事務所・AISTONの登記簿には「スポーツジム及び格闘技道場等の企画及び運営業」という項目もある。

「岡田さんは演技とともに格闘技にも本気で取り組んでいますよね。同じ柔術道場に通う玉木宏さん(44)も岡田さんから刺激を受けているとインタビューで語っていましたが、岡田さんが千葉真一さん、玉木さんが真田広之さんといった関係性にも見えてきますよね。

 そして、息子さんもいずれ新田真剣佑さん(27)や眞栄田郷敦さん(24)のようになっていく――そんな未来もありそうですが、岡田さんは映画やドラマなどの映像作品に“本物のアクション”を取り入れていくということを本気でやろうとしていると言われていますね。

 オーディションを開催しているという自らの事務所AISTONは、今後所属俳優を増やしていき、かつてのJACのような存在になっていく――というのも十分にある話と関係者の間ではもっぱらです」(前同)

 ガチンコのかっこいいアクションで日本映像界を牽引しようとしている岡田。今後の活躍、作品にますます注目だ。