秋元康氏総合プロデュースの11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION」。独自のトークン「NIDT」や「メタバース」、「ブロックチェーン」などWeb3.0の技術を活用し、リアルにとどまらない活動を視野に入れている。デビュー曲『眼差しSniper』のMVの再生回数が400万再生を突破し、期待値の高さを証明した彼女たちが、9月11日にミニアルバム『Caution』をリリースする。アイドルの新たな在り方も提示する同グループのACO×AOI×NATSU×NICOに話を聞いた。

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――9月11日にWHITE SCORPIONの1stミニアルバム『Caution』がリリースされます。グループにとって初のCD作品を出す心境は?

NICO 今までのリリースはデジタルシングルだったんですけど、今回初めてCDという形に残るものでリリースできて、改めて「アイドルになった!」という実感が湧きました。

NATSU これまでは何かあるたび、ポストカードにサインをしてお渡ししていたんです。でもこれからはCDにサインをして手渡しできるのかなと思うとすごくうれしいです!

AOI 私はもともと乃木坂46さんが好きで、よくCDを買っていました。今回、自分たちも同じようにCDを出せるのが本当にうれしくて! あと、祖父母はYouTubeの使い方がよく分からないらしいんですけど、CDだったら聴いてもらいやすいんじゃないかなと思います。

ACO 手元にも残るし思い出にも残る1枚に仕上がったと思うので、早くファンの皆さんにお届けしたいです。

ACO

――本作には既発のデジタルシングル5曲に加え、『動く唇』『心が目を閉じる』の新曲2曲が収録されています。

AOI リード曲の『動く唇』はWHITE SCORPIONらしさが前面に出た曲。歌詞がすごく強気なんです。私は特に「伝わらなけりゃ 始めることもない」という歌詞に有言実行の大切さを感じましたし、心が奮い立ちました。一方『心が目を閉じる』は、WHITE SCORPIONとしては珍しいミディアムバラード曲。歌詞には心の葛藤が描かれていて、聴いてくださる方の心にもきっと響くはず。基本的に、WHITE SCORPIONは全曲歌詞がすごくいいです!

NATSU 心を奮い立たせる『動く唇』と、心に寄り添う『心が目を閉じる』、好対照な組み合わせなのが面白いな思いました。1曲ずつ聴くのももちろん良いですし、2曲の対比を聴き比べるのも楽しいんじゃないかなと思います。

ACO WHITE SCORPIONはパフォーマンスにもこだわっています。『動く唇』は振付をしてくださったYui先生(Yui Kato)が「アルバムのリード曲だからこれまでの曲の要素も入れよう」ということで、『眼差しスナイパー』(1stデジタルシングル)のポーズなどが取り入れられています。なのでぜひダンスにも注目していただきたいです。

NICO ミニアルバムにはこれまでリリースしたすべての曲が入っているんですけど、これを「集大成」にはしたくありません。私たちはまだ1年目なので、ここからです。1stミニアルバムを引っさげてさらに加速していきたいです!