松本若菜(40)が主演、SixTONES松村北斗(29)が相手役の連続ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/火曜よる10時)が9月17日、いよいよ最終回(第11話)を迎える。西園寺さん(松本)と楠見(松村)はお互いの気持を理解し、ルカ(倉田瑛茉/4)とともに幸せな結末を迎えられそうだ。

 同ドラマは、ひうらさとる氏の同名コミック(講談社)が原作。徹底して家事をしない西園寺さんが、シングルファザーの楠見、その娘・ルカと“偽家族”として暮らすハートフルコメディ。シングルファザーが新しい家族を模索するという点は、目黒蓮(27)主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)と共通するが、2作が訴えるものは大きく違うようだ。

 9月10日放送の第10話は、西園寺さんは高齢の父・康平(浅野和之/70)を賃貸部分に住まわせるため、楠見に出ていってほしいと告げる。別居しながら“二拠点偽家族”というスタイルで、“偽家族”を継続しようという西園寺さんの話に楠見も同意。ルカと3人でワクワクに満ちたお引っ越し計画が始まる。

 しかし、西園寺さんの本音は、楠見親子との“偽家族”をこれで終わらせること。楠見への恋愛感情を自覚した西園寺さんは、「パパを好きにならないで」と泣いたルカのため、3人で一緒にはいられないと思っていた。一方、楠見は、引っ越し先の家事代行業を川口美代子(高畑淳子/69)に依頼することに……という展開。

 X(旧ツイッター)では、《横井さん、当て馬がライバルじゃなく、一緒の道を歩いててよさげ。酸いも甘いも嚙み分けた感のある津田健次郎さんが演じるからこそかもだけど、横井さんは歴代の当て馬となんか違う。拡大偽家族の一員で全然よくて、そうあってくれと思っちゃう》など、西園寺さんの元カレとの関係を引き合いに、ラブコメとしての新しさを指摘する声が。