8月31日放送の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)に、今話題の覆面ホラー作家兼YouTuberの雨穴氏が本人役で出演したことが話題になった。この日は「夏の終わりはホラー見れば~?SP」として、ホラー作品2本立てで放送された。『クレヨンしんちゃん』には、過去にもネネちゃんの“殴られウサギ”シリーズなど、幼少期に見たら「トラウマ確実」とファンの間で話題の回がいくつもある。『クレヨンしんちゃん』以外にも、アニメにはたまに“トラウマ回”とよばれる怖い内容のものがある。そこで今回は30~40代の男女100人に「子どもの頃に見てトラウマになったアニメ」ついて聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第3位(8.0%)は、『火垂るの墓』。
1988年公開のスタジオジブリ制作アニメ映画『火垂るの墓』は、野坂昭如氏の小説が原作で、第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、空襲で母を失い孤児になった兄と妹が必死に生き抜こうとする姿を描いたストーリー。過去に『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で何度が放送されているが、戦争のリアルを描いた目を背けたくなるような描写や、報われない最期にトラウマレベルの衝撃を受けた人も多い。2018年に放送されて以降、テレビで放送されていない。
「子ども心に戦争の恐ろしさを感じたのと、結末の悲しさ残酷さに涙が止まらなかった」(42歳/女性)
「あまりにも悲しすぎるから」(48歳/男性)
「戦争の恐ろしさ、怖さ、辛さ、家族の絆、人の本心など、感情の全てを感じてぐちゃぐちゃになった」(42歳/女性)
「母親が空爆に巻き込まれて火傷を負ってしまったシーンが恐ろしかった」(41歳/男性)
「うじ虫の描写が今でもトラウマ。虫が苦手なのと、亡くなった人にたかる虫が怖い」(43歳/女性/主婦)