■『それスノ』を支えているのは向井康二
振付が飛んでも、ほかの挑戦者は即興で続けていたが、ジェイクは何もできず、音に合わせて小さく手を動かすだけ。一歩間違えれば冷めた空気になってしまうところを、向井はラウール(21)に背中を押してもらいながら飛び出し、絶妙すぎるタイミングでフォローに入った。あの瞬発力は向井だからこそだ。
向井は『それスノ』のロケでも、一般人に対して神対応を見せるなど、バラエティに必要な対応力が図抜けている。『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)では、向井演じるヒーロー・マッサマンが人気で、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でも、三枚目に徹しつつも、女性タレントが水浸しにならないようかばう姿が称賛されていた。
また、相手の懐に入り込むコミュ力も抜群で、昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演した際、プライベートで木村拓哉(51)とゴルフに行ったというエピソードを披露。WEST.・濱田崇裕(35)といっしょに木村の自宅に遊びに行くと、段ボール2箱ずつゴルフウェアをプレゼントしてもらったと明かした。
Snow Manのバラエティ班では、『ラヴィット!』(TBS系)などで活躍している宮舘涼太(31)が頭一つ抜けていたが、次は間違いなく向井の番だろう。(芸能ライター・坂上五郎)