■「文春裁判」決着でもゴールデン・プライム番組への復帰は難航か
松本は3月25日にXを更新し、
《人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》
と綴っていた。
「ただ、松本さんと文春が裁判で争っているのは、女性と同意があったのかどうかですからね。松本さん側は不倫行為自体は否定していないですよね。つまり、文春との裁判に決着がついたとしても“不倫はしていた”というのは残ってしまうわけです。
現在、大手スポンサー企業はコンプライアンスを遵守しますし、タレントの不倫も厳しく見ますよね。ですので、“そういうタレントがメインの番組に広告は出稿できない”となる可能性もある。特に民放キー局のゴールデンやプライム帯の番組には大企業がCMを打っていますからね。そういった番組にいきなり復帰するというのは難しいという見方もあります。
9月18日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)には過去の松本さんの映像がたっぷりと使われて多くの視聴者が歓喜しましたが、『水ダウ』もプライム帯の番組ですからね。そのスポンサーの部分で、『水ダウ』が復帰一発目の番組になる可能性は低いと見られていますね」(前出の制作会社関係者)
18日の『水曜日のダウンタウン』では、過去10年間で3回以上自宅ロケを行なった芸人をランキング形式で紹介。過去の自宅ロケをスタジオで鑑賞する松本の顔が頻繁にワイプに映し出される、という構成だった。
「松本さんは1月8日に文春との裁判に注力するため芸能活動を休止。1月31日から『水ダウ』のオープニング映像にも変化があり、松本さんに代わりに過去に番組で扮したマスクレスラー『エル・チキンライス』のイラストを使用するようになりました。あれは番組側が遊び心でやったことだそうですが、『水ダウ』はダウンタウンありきの番組だとアピールするためでもあったのではないでしょうか。
番組スタッフも早く松本さんに戻ってきてほしいと考えていると聞こえてきていますが、CMスポンサーは局の営業部も絡む話ですし、そのハードルは高いでしょうね……」(前同)