■第7位「エイジハラスメントに気をつける」、第8位は「平常心を心がける」

 第8位は、「平常心を心がける」。

 人は感情的になると、言わなくてもいいこと、本当に思っていないことを言ってしまったり、きつい言葉選びをしてしまうことがある。トラブルを未然に防ぐためにも、自身の気持ちのコントロールを心がけたい。

「イライラしてるときの言動や行動は、全般的に何かしらのハラスメントに該当してしまいそうなので、なるべくイライラしないように冷静にいるようにしています。お弁当を持っていくと、若い子たちに中身をチェックされるんですが、おじさんにとってはハラスメントっぽいかなと思います(笑)」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「不機嫌を撒き散らして、周りに気を遣わせたり、嫌な気持ちにさせたりしないようにしたい。気に入らないことがあると無視してくるフキハラ(不機嫌ハラスメント)。そのときだけでなく、数日間、数週間にわたって無視を続けるので、こちらもストレスから体調を崩してしまうことが多い」(53歳/女性/主婦)

「とにかく冷静でいる。人によって態度が違う人を見た」(44歳/男性)

 第7位は、「エイジハラスメントに気をつける」。

 年齢は誰もが等しく重ねるもの。年齢で対応の仕方を変えたり、その人を決めつけるような言動には要注意だ。

「年齢、性別に関することはできるだけ話さない。会社の取締役が40代の女性にどうして結婚しないのか聞いていて驚いた」(58歳/男性)

「年齢は聞かない。また夫の仕事や子どものことなど個人的なことは聞かないようにしている。上司が社員を注意をする声が大きく、口調もキツいので、ハラスメントだと思う」(51歳/女性/主婦)

「職場で女性職員と話をするときには、年齢、結婚、外見などの話題には触れないようにしている。職場の男性職員が部下の女性に対し“〇〇ちゃんは脚だけはきれいだね”と言っていた」(54歳/男性/総務・人事・事務)

「男女関係なく、年齢について聞かない。女性に触っている男性がいた」(48歳/男性)