「“日本テレビの朝の顔”としてお茶の間から愛される水卜麻美アナウンサー(35)が、2週連続で『午前0時の森』(日本テレビ系)で涙を見せ、テレビ関係者の間でも心配する声が上がっていますね……」(制作会社関係者)

 お笑いコンビ・オードリー若林正恭(44)と水卜アナがMCを務める『午前0時の森』の1月31日放送回には、4月からスタートする朝の情報番組『DayDay.』のMCに就任した南海キャンディーズ山里亮太(45)ゲスト出演。

 山里は『DayDay.』のMCに抜擢されたことについて「嬉しいっていうのはもちろんあるけど、めちゃくちゃ怖い」と心境を吐露。さらに帯番組のMCという大役を「“すげぇ”ってなりゃいいけど“できねぇじゃん”っていう危険もあるのよ」と分析。

 それでもMCを引き受ける決意に至ったのは、若林と挑んだバラエティ番組『たりないふたり』(日本テレビ系)のおかげだったと明かした。

 山里は『たりないふたり』でぶつかった“壁”があったとし、若林が「本当に好き、楽しいんだな」と感じて出してくるボケに対して“劣等感”を感じていたと告白。一方で「お笑いの芯がないと、目の前に来たものにすべて乗っかれる」と気づいたとも語った。

 芯を持っている人に対しては“憧れまくっている”ものの「それがない自分が嫌いだった」と自己分析。しかし、帯番組でたくさんの情報を扱う場合には“芯がないこと”が「全力で面白いことが作れる能力だったんだ」という考えに至ることができたという。

 この山里の熱弁に、水卜アナは「感動しちゃった」とまさかの涙。

「自分も特徴がないことをめちゃくちゃ気にしてて。これに詳しいとか、特技とかがなくて。だからこそ何がきても全部受け入れるというか。選り好みせずにできることなのかも知れないって思ってたことが、(山里さんが代弁してくれて)めっちゃかっこいいなって」と、激しく共鳴していた。

■「たぶん疲れもあると思うんですけど……」

 その翌週、2月7日の『午前0時の森』には、若林が以前から世話になってきたというピン芸人のTAIGA(47)が登場。生中継で視聴者の自宅に訪問して悩みを聞くというロケで、若い夫婦から初めての妊娠で親になることが不安だ、と相談された。2児の父でもあるTAIGAは、

「独身時代、芸人を辞めるとしたら子どもが生まれたときかな、と思ってたんです。ちゃんと就職しないとと思ってたんですが、生まれてきた我が子を抱いたらピカピカ光ってて。“あぁ、この子のために夢をあきらめたなんて言いたくないな”と思って。

“お前が生まれるまでさんざんだったけど、お前が生まれてからすごいお仕事もらえるようになったんだよ”と言ってやりたいと思って。ものすごくそれから頑張れたんで、子どもはすごくパワーになる。不安とか悩みなんてスパーンとなくしてくれます」

 と、まさかの大感動の回答。

 あまりのすばらしさに相談者の妻や水卜アナも涙を流し、見かねた若林が「ミトちゃんが2週連続で泣いてるんです。たぶん疲れもあると思うんですけど……」とフォローする場面があった。