伊藤沙莉が日本で初めて誕生した女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さんをモデルにしたヒロイン、猪爪寅子を演じたNHK連続テレビ小説『虎に翼』が9月27日に最終回を迎える。自分の信念を貫く寅子の力強い姿に、毎朝元気をもらったという人も多いだろう。9月30日からは、橋本環奈主演の『おむすび』がスタート。橋本は後に栄養士になる平成ギャルを演じるが、9月16日には橋本のギャル姿のビジュアルイメージが公開されたことが話題になった。これまで朝ドラでは、多くのヒロインが登場し、視聴者に愛されてきた。そこで今回は30~50代の女性100人に2020年以降放送の「好きな朝ドラヒロイン」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第8位(2.0%)は、『カムカムエヴリバディ』上白石萌音と川栄李奈、『おかえりモネ』清原果耶が同率でランクイン。
上白石萌音は2021年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』の3人のヒロインのうち、初代ヒロインの安子を演じた。14歳というピュアな少女時代から始まり、その後、長女を出産し、戦時下を生き抜く逞しい母親という役で、少女から母親への変化を演じ分けた演技力が話題になった。
「一生懸命なところが、彼女らしくて良いと思った」(32歳/女性/主婦)
「歌も演技もうまい」(41歳/女性)
川栄李奈は、同じく『カムカムエヴリバディ』の3代目ヒロインのひなたを演じた。同ドラマは3世代にわたる家族100年の物語で、交代制で3人のヒロインが登場。1人目は上白石、川栄は深津絵里演じる2代目ヒロインの娘のひなた役で、昭和から現代を舞台に、大好きな時代劇の世界で奮闘する姿を好演した。
「明るくてかわいいところが良かった」(58歳/女性/総務・人事・事務)
清原果耶は、2021年度前期放送の『おかえりモネ』のヒロイン、永浦百音を演じた。百音は、宮城県の気仙沼で生まれ育ち、気象予報士となって故郷への貢献を目指すというストーリーで、清原の繊細な演技が好評だった。相手役の医師・菅波光太朗を坂口健太郎が演じ、2人の不器用な恋模様も視聴者の心をつかんだ。
「ピュアで真っ直ぐなところが好きだった」(33歳/女性/パート・アルバイト)
「清楚でよかった」(32歳/女性)