9月25日、タレントの羽賀研二(63、本名・当真美喜男)、指定暴力団・山口組の中核組織、弘道会の幹部・松山猛容疑者(69)、日本司法書士会連合会副会長の野崎史生容疑者(57)ら男女7人が、強制執行妨害などの疑いで愛知県警に逮捕されたことが明らかになった。

 警察によると、7人は、昨年6月、羽賀容疑者が所有する沖縄県の不動産を、羽賀容疑者が代表を務める会社に所有権が移転した旨の内容虚偽の登記を完了させ、強制執行を妨害したなどの疑いがもたれている。

 羽賀容疑者が逮捕されたのは、今回で3度目。1度目は、2007年に未公開株売買を巡る詐欺などの罪に問われ、2013年に懲役6年の判決が下された。

 2度目の逮捕は、沖縄刑務所に服役中の19年1月。不動産の名義を財産分与という形で離婚した元妻に譲渡したことが、“偽装離婚による財産隠し”にあたると判断され、強制執行妨害罪で逮捕され、20年10月に懲役1年2か月の判決が確定。沖縄刑務所に再び収監され、21年9月に出所し、芸能活動を再開していた。

「羽賀容疑者だけでなく、現役の司法書士会連合会の副会長や弘道会幹部といった大物も同時に逮捕されており、暴力団へのカネの流れも含めて、警察関係者も“大きな事件になりそう”と話しているといいますね。報道を受けて、テレビ出演なども多い紀藤正樹弁護士は、自身のX(旧ツイッター)で《司法書士会の大不祥事》と断じています」(ワイドショー関係者)

 羽賀容疑者は逮捕前日の24日夜、インスタグラムのストーリーズ機能で飛行機の機内写真を投稿し、《OKINAWA(沖縄)帰ります》と投稿していた。

「沖縄に到着後、北谷町内の自宅そばの路上で愛知県警の捜査員に逮捕されて、25日夕方には飛行機で中部空港を経て、愛知県警中署に移送されたようです。

 すでに削除されていますが、逮捕後も羽賀容疑者のYouTubeチャンネルが更新されたことも、注目を集めました」(前同)